野々市市

●ぽかぽか

 御経塚にあるユー&ゆグループが経営する中型の銭湯。ロビーにはユー&ゆグループらしく、飲料や風呂用品などいろいろ売っている。
 浴室に入るとたくさんの浴槽があることがわかる。中央に大風呂、そして茶色の薬湯があり、階段を上がると踊り場各横に浴槽があり、上から湯が滝のように流れてくる。一番上の浴槽の湯が一番きれいということが分かる。湯は塩素の臭いがあり、あまり良くないと思った。構想的に楽しいがおちつかない造りだ。露天風呂もあるが、塩素の固まりみたいな薬のようなものが浴槽の床にあった。中央の大風呂には、この辺では珍しい存在の電気風呂がある。体が電気で刺激されて、ヒリヒリした。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥420 ●御経塚 無休

●美人の湯(天然温泉)

 三日市交差点近くにある天然温泉のスーパー銭湯である。円形の建物で、ネコやイヌも入れるワンニャン温泉というのも隣接しているらしい。ロビーも広く、奥には飲食スペースもある。
 脱衣場の入り口近くににある自販機に美人の塩というのが売っていたのが気になる。浴室は広めだ。水風呂、高温風呂が壁際に、そして真中に3槽の風呂がある。中央の風呂にある寝湯は、水道管枕が冷たくなっていて気持が良い。ヘルシーバス268の水道管枕も冷たくて気持良かった。他の風呂屋も冷たくして欲しいところである。真中の風呂はデジタル温度計で40度と表示され、高温風呂は43度と表示されていた。露天風呂もあり、普通の浴槽とジャグジー風の浴槽があり、頭に風が通って気持が良かった。サウナは塩サウナとノーマルサウナで、普通のサウナのほうはテレビがついていて、さほど熱くなくので割と長く入っていられた。アカスリマッサージもあった。値段は500円だが、シャンプーやボディーソープが付かないので割高感を感じた。美容効果がある湯で、女性の方は美人になれるかも。
 
 原油高で幕をあけた平成20年、久しぶりに訪れてみると、値段が安くなっている。サウナなどを利用せず、風呂のみなら370円と銭湯料金(平成20年の初頭)になっている。最近はずいぶんスーパー銭湯が増え、美人の湯はそんなスーパー銭湯の中でも古株にあたり、設備面等で他より劣るところがあるが、値段が安くなったことは他のスーパー銭湯との差別化にもなっていい。それに食事コーナーも改装されて前のイメージとは一新して和風のお洒落な空間に変身していた。
 さて風呂は湯が柔らかくて茶色のややぬめりのある湯で気持ちがいい。以前は金沢付近では寝湯の水道管枕が冷たく冷されていたのはここぐらいだったが、最近のスーパー銭湯はどこも水道管枕が冷たくなっているので、今となっては魅力が薄くなった。露天へ行ってみると湯がなかった!!冬だからか?それとも経費削減のためか?露天をなくしたのかは不明だがちょっと残念な気分になった。(今日だけたまたまかもしれない)この露天が無くなったので入浴料が安くなったのかもしれない。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥420 ●御経塚 無休 100⇔

●極楽湯(天然温泉)

 若松町のNOA近く、パチンコ屋の裏あたりにある自然堂が経営する極楽湯。全国展開しているスーパー銭湯のチェーン店で北陸3県では初進出となる。入浴料も平日と土日祝が異なるのも独特。100円で会員になれ、50円安く入浴できるので、何回か来る人は会員になったほうがお得。ス−パー銭湯系だが天然温泉を楽しめる。この日は夜に行ったが駐車場もほぼ満車でにぎわっている。施設内の食事処も満席でたくさんの人が宴会をしていた。
 さっそく浴室へ!内湯は普通の浴槽に座り湯、ジェットバス、シェイプアップバス、電気風呂がある。まずはスタンダートな普通の浴槽へ!天然温泉の湯は透明でつるつる感もある。この辺のしあわせの湯は褐色、美人の湯はコーヒー色の湯なので、ここも茶系の湯かと思ったら意外に透明な湯だった。次にジェットバスやシャエイプアップバス、電気風呂がある浴槽へ!この浴槽は天然温泉と書いてなく、塩素臭もしたので普通の湯だと思われる。ジェットバスは体が浮き上がってくるほどの勢いで気持ち良かった。電気風呂は「強」と「弱」がある。次に座り湯、足湯みたいなもので温まって休憩したいときに使えてなかなかいい感じだ。もちろん湯は天然温泉だ。露天に行ってみる。露天は岩風呂にヒノキ風呂、寝湯、純米酒風呂がある。純米酒風呂は壷湯みたいになってて一壷を独り占めできる。壷の大きさも十分でやや足がのばせて気持ちがいい。お酒のにおいがムンムンしていて、保温効果も高くてあったまる。岩風呂、ヒノキ風呂とも和風で雰囲気が良い。ヒノキ風呂はほんのりヒノキの香りがして良かった。温度も43度ほどで今の寒い時期には程よくて極楽の気分になれた。寝湯は変わっていて床に寝るスタイル。枕元に融雪装置のようなものがあり、そこから温泉お湯が流れてくる。湯が薄く流れる床にあおむけになって寝ると背中はあったかくて腹は涼しくて気持ちがいい。腹が寒くなったら体を反対にすればいい。純米酒風呂などであったまった後に利用すると本当に寝そうになるが、ここで寝てしまうと今の寒い季節だと風邪をひいてしまいそうだ。サウナは温度が70度強でさほど熱くなく、テレビ付きなので結構長く入ることが出来る。スーパー銭湯だが、天然温泉で純米酒風呂やオリジナルな寝湯などが楽しめて好感が持てる風呂屋だった。
 しかし、その後何回か行ったのだが、塩素が強くなっていた。天然温泉ゾーンも塩素が強くてあがった後も体が塩素臭かった。時間帯のせいもあるのかもしれないが非常に残念だった。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
[平日]
¥600
[土日祝]
¥650
●若松 無休 ボディーソープ
シャンプー
ドライヤー
100⇔

●しあわせの湯(天然温泉)

 野々市のV10向かいにある、電気会社が経営する天然温泉が楽しめるスーパー銭湯である。1階は駐車場、2階がロビーや浴場になっている。ここも飲食コーナーがある。
 浴室に入ると、源泉が飲めるようになるところがあり、かけ湯もある。洗い場も広く、大型である。3槽の大きい浴槽が並んでいて、鉄っぽい臭いする褐色の湯が特徴だ。高温風呂、ジェット湯、バイブロと、3つの浴槽とも役割がちがう。広々としていてきもちがいい。景色は見えないが、露天風呂や露天うたせ湯もあり、気持が良い。アカスリコーナーもあり、装備は充実だ。ここの魅力と言えば、風呂もそうだが、なんと言っても冷凍サウナ!テレビ付きの高温サウナにじっくり入ってから隣の冷凍サウナへ直行!氷点下の気分で、寒い室内だが、高温サウナに入ったとなので、リフレッシュしたような気持ちよさがある。冷凍サウナの部屋から出た後も気持ちよさが続く。肌はかなり冷たくなっているが、寒くはない不思議な感覚だ!サウナも風呂もしあわせな気分にさせてくれた。

 08年3月にリニューアルしたしあわせの湯。リニューアル後、はじめて訪れてみる。家族風呂や露天風呂がリニューアルされたらしいとのこと。たにかに施設を全体的に見れば以前とあまり変わっていない。値段は50円上がっていたが・・浴室を入っても以前の雰囲気のままだったが内湯の一番奥の浴槽を変化に気づいた。大きかった風呂が3分の1ほど削られて、水風呂ができていた。今までは水風呂の代わりが冷凍サウナだったので水風呂はなかったが、新しくできたことにより、サウナのあとは水風呂派の方はうれしいだろう。しかも水風呂の壷湯まであった。その他柱にもしゃれた案内版ができていたりと少し変わっていた。さて、次に露天風呂へ。以前は壁に囲まれて圧迫感のあった露天風呂。今も根本は変わらないが、和風テイストになり、ベンチや植物も設置され、浴槽も和風チックになり、うたせ湯などもなくなっており、すっきりとしている。しかも源泉100%かけ流しとパワーアップしていた。湯はぬるめで、浴槽は浅いゾーンと普通の深さのゾーンがあり、浅いゾーンでは寝ころびながら浸かれて気持ちが良かった。
 さて、体があったまったので名物の冷凍サウナに入る。中は以前よりきれいになっており、木の香りがほんのりと漂っていた。冷凍サウナの説明版もなくなっており、温度計と非常ボタンがあるのみでシンプルになっていたが、以前より風が冷たくなったような気がした。髪の毛が凍ってきてパリパリになった。横の高温サウナも入っているとときどき店員さんがバケツを持ってきて、岩の上に水をかけて蒸気を発生させてくれる。かけた瞬間はなんともないが、数秒後に熱風が来て一気に室内の温度が上がる。この感覚が非常に良かった。使ってない洗い場も店員さんがきちんとイスや洗面器などを整頓して、以前よりサービスが格段によくなっていた。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥550 ●横宮 第3木曜 ドライヤー 100⇔

白山市

●松任温泉

 松任の街中にある銭湯。温泉と付くが、沸かし湯である。外観などがきれいで旅館みたいだ。ロビーにはおもちゃ類やオセロ、将棋、囲碁などが置いてあったが、果たして使う人はどのくらいいるのだろうか?
 浴室に入ると階段があり、2階がサウナ(有料)がある。階段下にはかけ湯がある。浴室は外観からみればそこそこ広そうなのだが、意外とこじんまりとしていた。浴槽は2つで、じっこう湯とジェット湯がある薬湯。じっこう湯はバイブロになっていて気持ちが良い。そして薬湯は湯の出方が石から滝のように出ていて温泉式で良かった。窓からは広い庭園が眺められ、これがまたきれいだった。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥420 ●八ッ矢 水曜

●富士温泉(天然温泉)

 松任の街中あり、昔は普通の沸かし湯だったそうだが、今は天然温泉になっている。ロビーには電気イスなどが備えられており、アクタスの過去物もたくさん揃っている。
 脱衣場などは普通の銭湯そのものの雰囲気である。浴室もちょっと変わった銭湯といった感じで良い。ちょっと変わっているというのは造りが和風というところ。浴槽と浴槽の間に兼六園にあるような石の橋をかけて浴槽を池に見させたり、奥の浴槽は露天風呂でもないのに岩風呂で、周囲は和風の庭園風のインテリアになっている。内湯の岩風呂というのは珍しくて面白いものである。中央にある浴槽は寝バイブロ、座りジェット湯などを備えていた。湯も薄い茶色で、なかなかいい湯だった。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥420 ●村井 月曜

●千代野温泉(天然温泉)

 千代野の外れにある温泉銭湯である。はじめ来たときはたどり着けなかった。近くに千代野温泉病院というのがあり、その敷地内にあると思っていたからだ。実際はその病院から少し行ったところにある。駐車場など結構広く、家族風呂も備えた大きめの銭湯だ。
 脱衣場のドライヤーがある鏡台の所は和風で趣があり、れもん湯と非常に似ていた。浴室に入ると中央に飲泉やかけ湯がある。左手に浴槽が並んでおり、寝バイブロ、座りバイブロ、檜風呂、水風呂がある。お湯はコーヒー色をしており、ぬるぬる感があり、肌もスベスベになり味はまろやかさがあった。奥にはサウナが、そのまた奥には露天風呂がある。露天風呂に行ってみると、小さ目のコンパクトの浴槽が一つ。湯はぬるめだ。だが、全面透明なフードに囲まれており、外の空気が入ってこなく、露天風呂という感じではなかった。温まり度も高いようで、帰り道ポカポカだった。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥420 ●米永 火曜

●シーサイド松任(天然温泉)

 松任海浜公園に隣接する小さな宿泊施設で、白山市のサイクリングターミナルにもなっている。日帰り入浴も可能となっていて平日の昼に行ったのだが、先客はおらず貸切状態だった。
 浴室はシンプルで洗い場と主浴槽1つのみ。窓の外はちょっとした庭園風になっている。温泉は松任市民温泉と同じ源泉のCCZ温泉を使用していて、茶褐色のお湯が浴槽に張られている。かけ流しとなっていてお湯は気持ちよくオーバーフローされている。この日は菖蒲湯ということで、菖蒲も3〜4本浮かんでいた。お湯は鉱物臭もあり、フレッシュで心地よく入浴できた。浸かっていると1名他のお客さんが入ってきたが、ほとんど貸切に近い状態で利用でき、静かにゆっくり入浴できた。内湯だけだが、隠れ穴場的な感じで良泉に浸かれるので、宿泊客がいない時間帯はいいかもしれない。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥400 ●相川 第4水 シャンプー
ボディソープ
ドライヤー

●松任市民温泉(天然温泉)

 CCZにある大型の施設で、北陸道の徳光PAからも来ることが出来る。一般的にはCCZ温泉の愛称で知られている。下駄箱キーとロッカーキーとの交換制なっている。2階に浴室があり、その2階には売店や大広間などが広くとってある。
 浴室は広い。大きな浴槽がひとつあり、かなりの大人数でも入れる。人もたくさん来ている。湯は薄い茶色で、循環式だが、毎分100gの新しい湯を追加しているとのことで、中央からドバトバーっと湯が出てきており、湯量も豊富で浴槽の隅のほうでも温度が低くなくて好印象だ。臭いも塩素くささはなく、ちょっと鉄っぽいにおいでいい感じだ。外には露天があり、岩風呂になっている。露天には飲むことができる飲泉が流れてきているのでかけ流しだと思われる。海の近くで風も心地よい。夕方は夕日が沈むのが見られるとか。風呂はいいが、洗い場が少ない。人数と洗い場の割合が合ってなく、順番待ちだった。どうせなら3階に浴室を作って、窓からの見晴らしをUPしてほしいと思った。
 次は平日の夜に行ってみた。受付は9時までで、この日は8時50分頃に受付をして浴場へ!さすが平日夜だけあって空いていた。閉館1時間前なのでお客さんは減っていく一方。大きな内湯の浴槽も貸し切りに近い状態。これはいい!この日は雨だったので露天は貸し切り状態。風が吹いていて少々顔は寒かったけど、体はちょうどいい感じにあったかく、北陸道を走る車の走行音が心地よいサウンドとなってぬくぬくと入っていられた。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥440 ●徳光 第4木曜 指定

●笠間ふれあい温泉(天然温泉)

 笠間のデイケアセンター内の風呂を一般にも開放している。入り口から中に入ると入居者の名前が書いてある下駄箱があり、デイケア施設の雰囲気が出ていて一般の人は敷居が高いようにも思える。さすがはデイケア施設!浴室まで段差がなく、バリアフリー設計になっている。脱衣内も段差がないようになっている。ロッカーがなく、籠だけなので、貴重品はフロントに預けた。浴室は小さく、洗い場も4つしかないが、ほぼ貸しきり状態だったので、この広さで十分といったところ。浴槽は大きいのと小さいのの2つで小さいほうはジェットが出そうな装置があるが、作動していなかった。もちろん手すりありでバリアフリーに配慮してある。薄い茶色のお湯の温度もちょっとだけ熱めで程よく、入っていると気持ちがいい。また、ここの自慢は非常に清潔なこと。浴室内もしっかり掃除されているようだし、お湯もとてもきれいで好感が持てた。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥370 ●笠間 水曜 ドライヤー ×

●美川インターホテル 浜の湯(天然温泉)

 美川インター近くにあるホテル併設の温泉銭湯で、浴場組合にも加盟している。ホテルと銭湯の入り口は別で、左手が浜の湯の入り口、右側がホテルの入り口だ。
 脱衣所にはいると右手に今は使われていない番台のようなものがあった。昔は番台形式だったのかもしれない。脱衣所のロッカーには鍵が付いていないので、貴重品を番台に預ける。昔は鍵がついていたようだ。といっても浴室から脱衣所は見渡せるので、安心感はある。脱衣所も浴室もコンパクトで、浴室の浴槽の配置は変わっている。奥に3席のサウナとスチームサウナがあるが、スチームサウナの方は今は使われていないようで、掃除用具入れになっていた。浴槽は4槽でスチームサウナの前に非常に小さな1人用の水風呂、そして小さな3つの浴槽がL字型に3段になっていて、上から順番にお湯が流れ落ちるようになっている。上段は普通の浴槽、中段はジェット湯、下段はバイブロになっている。上段は熱いが、下段は比較的ぬるい。湯はコーヒー色で、浸かっていると肌がつるつるになってくる。飲泉も出来、浜に近いからか、若干の塩味がある。人も割と少なくてゆっくりできる。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥420 ●平加 金曜 ×

●安産の湯(天然温泉)

 2008年に美川インターホテルが閉鎖し、競売にかけられていた建物を地元の方が落札して施設を改装し、再オープンさせた。浴場組合に加盟しているので銭湯となる。以前は銭湯の入り口は左手の奥だったが、右側手前のホテルの入り口だったところが、安産の湯の入り口となっている。ちなみに安産と書いて「やすまる」とよぶ。中はだいぶリニューアルされていて、なんとなくホテルだったころの面影はあるものの、壁などは新しくなっていて特産品コーナー、軽食が食べられるレストランがあり、真新しい空間に変身している。
 入浴券を買ってフロントに渡す。銭湯のフロントの位置はインターホテルと同じところにある。おかあさん3人くらいががんばって働いている。ロッカーの鍵をもらい、脱衣所へ!小さい脱衣所はホテル時代そのままだが、トイレがリニューアルされていたり、ロッカーなども新しくなっていて、また内装も新しいので新築オープンした温泉施設と勘違いしてしまいそうだ。インターホテル時代はロッカーに鍵がついてなかったので、鍵がついたロッカーは安心して利用できる。浴室の中は浴槽の配置などは以前と同じだが、洗い場がリニューアルされてきれいになっている。L字型に3段になった3つの小さい浴槽は健在で、コーヒー色のぬめりのあるお湯が注がれている。一番上の浴槽のところからお湯が滝のように出てきて、下の浴槽に階段式に流れていくのだが、一番上の浴槽が一番ぬるく、中段と下段の浴槽のほうが熱かった。下段の浴槽は浅いのだが段差が2か所あって足を伸ばせないので、足を伸ばせるように改良してほしかった。狭いのでなんとなく居心地が悪い浴槽に感じた。一人用の水風呂やサウナも使用できる。
最初来たときはお客さんは先に4人ほどだったが、次第に増え始め、あがってくつろいでいると子供連れや子供だけで4人などのお客さんが続々と来て、さぞかし浴室や脱衣場はごったがえしてそうだった。
賑わっているので大変いいことだが、浴槽が小さいのでキャパ不足が心配だ。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥420 ●平加 火曜 ドライヤー 指定

●美川観光ホテル 総湯(天然温泉)

 美川の駅前から海に向かって走ると右手にある美川の街中の温泉銭湯だ。総湯をうたっているので、美川温泉の総湯的存在なのだろうか。上記の浜の湯と同じ系列なのだとか。ここもホテルと総湯の入口は別。総湯は左手、ホテルは右だ。
 男湯のドアはあけっぱなしで開放的。中に入ると旧番台らしきのがあり、さらに暖簾をくぐると脱衣場。バス停とかにありそうなコカコーラのベンチがある。ロッカーには鍵がないので番台に貴重品を預ける。浴室は脱衣場すぐに今は使われていないサウナと普通の家の風呂のような浴槽の水風呂があった。手前に1号温泉オンリーのぬるめの弱ジェット湯。真中に洗い場、奥に1号と2号温泉をブレンドした2段になった普通の浴槽とバイブロがある。洗い場の右手のシャワーの位置は低くて使いにくかった。奥の浴槽の湯はかなり熱め!左の下段の浴槽はなんとか浸かれるが、右側上段の湯がザーッと流れている浴槽は熱すぎて足を浸けただけでも足にかなりの熱さが伝わる。この2つの浴槽奥の窓の手前のところは掃除してないのか、かなり不衛生でアリみたいな小さい虫がたくさん走り回っていた。手前の浴槽はぬるめでゆったりと入れる。ここからは源泉も流れており、飲泉も出来る。湯もぬるぬる度が高くていい感じであった。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥420 ●末広 月曜 ×

●美川温泉元湯ほんだ(天然温泉)

 長屋の北陸線陸橋下にあり、美川駅からも歩いて来れそう。宿泊も出来、家族風呂も完備している。最近改装したばっかりで、真新しいフローリングなどが輝いている。
 浴室も改装されていてきれいになっている。入るとかけ湯と源泉の蛇口がある。浴槽は3槽で、深さが30cm、60cm、90cmの3段階に分かれていて、エステバスやマッサージ浴などのアイテムバスがある。マッサージ浴はかなり強力で、強力なジェット噴射で気持ちが良かった。湯はコーヒー色で、ぬるぬる感が強く、肌もスベスベになった。源泉が壁際の岩の隙間から出ている演出もいいなと思った。無料のサウナや水風呂もある。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥420 ●長屋 水曜

●明光ラドン健康浴泉(ラドン温泉)

 大竹町の目立たない場所にひっそりと佇む宿泊も出来る浴場だ。なんといってもラドン温泉が売り。入浴料は400円だが2時間は600円となっている。女性は洗髪料30円となっていた。
 脱衣場には店の人の趣味なのか、いろいろな昔ながらのものが展示してあった。小さいサウナも脱衣場から浴室への入口の右手にあったが鍵がかかっており、稼働してないようだ。浴室に入ると大勢の常連と思われるお客さんがいた。意外にも小さい浴室だ。普通の浴槽とラドンの浴槽と小さな水風呂がある。普通の浴槽はぬるめだ。ラドンの浴槽はラドン室というガラス張りの個室みたいになっていて、スチームサウナみたいに蒸したような感じになっていて湯に浸からなくてもあったまってくる。湯は豪快に流れており、かけ流しのように浴槽の中から外へお湯が勢い良く流れていたのでかけ流しなのかもしれない。ラドン室内は独特の臭いがする。湯もぬるめ泡が多く、で割とじっくりと浸かれる。脱衣場のあった説明に書いてあったように湯上りは汗が多く出てきて不思議な感じだ。体もポカポカとあったまっている。ロビーにはラドン水が置いてあり、自由に飲むことが出来る。舌が少々ヒリリとする変わった水だった。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
[1時間]
¥400
[2時間]
¥600
●大竹 水曜

●ラクヨウ(天然温泉)

 鶴来方面から国道を白山麓方面に車を走らせ、セイモアスキー場との分岐を超えて少し走ると、左手にあるめおと岩温泉ラクヨウ。手取川に大小2つの岩があり、夫婦に見えるめおと岩というのがあるらしく、その周辺の源泉を使用しているそうだ。値段も以前は250円だったが、→300円→320円と、2回の改正を経ている。やはり、経営も厳しいのだろうか。中に入ると職員の方が「こんにちわ〜」「ごゆっくり〜」等と気持ちのいい接客で迎えられた。
 脱衣場はコンパクトで衣服のロッカーはなく、かごが置いてある。貴重品ロッカーはあるけど、100円入れると戻ってこない有料タイプ。もったいないけど、盗難に遭うのは嫌なので、100円を払って貴重品を入れる。さて、浴室に入ると賑やかな声が聞こえてきたが、客はだれもいなかった。女湯との壁の上部が空いているので、女湯の声が響くようだ。窓が大きく、外から陽が差して明るい空間になっている。風呂は大風呂とバイブロの2つでシンプルだ。カランも6つと、少なめになっている。以前は石鹸が備え付けられていたらしい。湯は透き通った透明になっていて源泉の温度は26℃だそうなので、ギリギリ温泉といった湯だ。県下一の湯量だそうだが、残念ながらかけ流しではなく、循環式になっている。温度は程よく、ゆったりとできる。窓の外は庭園になっていて、つつじの花が綺麗に咲いていた。最初は独占状態だったが、つぎつぎに客が入ってきて、出るときはいっぱいになっていた。帰りも職員の方の気持ちのいい接客で施設を出た。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥370 ●河内町江津 月曜 ドライヤー ×

●バードハミング鳥越(天然温泉)

 上野町にある大型施設。宿泊もでき、サイクルランドや野外ステージ、テニスコートやバーベキューガーデンなどが併設されている。水着を着て入るバーデンゾーンにはうたせ湯や寝湯、サウナ、25mプールなどを備えたクアゾーンになっているが、普通に温泉だけを楽しみたい人には300円で弘法の湯に入れる。
 弘法の湯はシンプルで、浴室もコンパクトな感じ。大きい浴槽が1つで、手前右側がバイブロになっている。湯は透明で温度も程よく、心地よい。大ガラス窓の外は庭園風にあしらえており、石碑になにやら言葉が書いてあった。湯上りもポカポカで肌も少しサラサラになった。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥300 ●上野 月曜 石鹸
ドライヤー

●白山杉の子温泉(天然温泉)

 白山市の佐良の国道沿いにある小さな温泉施設。工場のような外観で一見温泉だとは思わない。中に入ってみると野菜などが売っていて田舎の空気が漂う。右側には食堂もあり、うどんなどを食べることができる。番台付近では番台の人と近所の方が話で盛り上がっていた。
 脱衣場は狭い!3人も入ればいっぱいになり、4人いると窮屈な感じだ。ロッカーはなく、籠だけなので、貴重品は番台に預けたほうがいい。浴室もこぢんまりとしており、檜の浴槽が2つ、洗い場は5つある。地元の方たちがそこそこ入っており、こちらも少し窮屈な感じだが秘湯のような感じでそれはそれで味がある。湯は透明で無味。かけ流しでなめらかな湯だ。この湯を求めて湯治目的で来る人も多いそうだ。浴槽や湯はいいが、脱衣場などもう少し広くしてほしかった。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥330 ●佐良 金曜 石鹸
ドライヤー

●大門温泉センター(天然温泉)

 花ゆうゆうの隣にある公民館に併設されている温泉センターだ。地元の人思わしき人が中心だが、スキーの帰りにぶらっとやってくる人もいた。料金は310円だが4月からは300円に変更と壁紙がしてあった。(2005年)料金が高くなることはよくあるのだが、安くなることは珍しいのでうれしい限りである。
 さて脱衣場は明るくてマッサージチェアーがある。ロッカーなしの脱衣カゴにみんな服を入れているが、ちゃんとコインリターン式のロッカーも10個くらい用意されているので安心だ。浴室への入り口にはジェットバスなどは都合により使用を中止していますとの張り紙がしてあった。浴室は広々としており、右手に洗い場、左手に浴槽、真中にはかけ湯と飲泉がある。湯の味は無味でまろやかさがあって飲みやすい。浴槽は2槽で大きい風呂と中くらいの風呂がある。湯の温度もちょうどよく、少々においがある。展望がきくように作ってる。景色は手取川や近くの民家が見える。場所柄、もうちょっと自然な風景を期待したのだが、あまり良くない風景で残念だ。脱衣場には石鹸が備えられている。ドライヤーも無料だし、300円でこのサービスはいいね。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥370 ●佐良 火曜 石鹸
ドライヤー
×、100⇔

●かんぽの郷白山尾口(天然温泉)

 北鉄がお得なクーポンを販売しているので、それを使って行ってみた。1500円で石川線とバスの往復、かんぽの郷の入浴券、ゴンドラ500円割引券、かんぽの郷併設のレストランゆふきの1割引券が付いてくる。普通に温泉だけ楽しんでも、通常の半額以下の値段なので、かなりお得!さて、施設は大きい。宿泊も可能となっている。ロビーや売店なども広く、ゲームコーナーや大広間、プールも備える。バスタオルもついてくる。
 浴室は広めでボタンを押すと作動するうたせ湯、ジェット湯、寝エステ湯などのアイテムバスが多く揃っている。内湯は3槽。露天も1つある。露天は半露天といった感じで、冬で雪景色がなかなか良かった。湯は熱めで外が寒く、温度差が気持ちが良い。湯は透明でカルキ臭が気になった。サウナもなかなか良い感じだった。シャンプー、ボディーソープ完備でシャンプーはノーマルシャンプーのほかに、炭シャンプー、ビール麦シャンプーなどの変り種があって好印象!売店にもこれらのシャンプーが売っていた。湯上り後の大広間がゆっくりできて時間を忘れるような感じだった。その後、レストランゆふきでSPランチを頂いたが、地元の食材が味わえておいしかったので満足。温泉の割引券ももらえた。この内容なら通常の800円でも文句は言えないが、それでもちょっと高いのでせめて600円くらいにしてほしい。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥800 ●瀬戸 不定休 ボディーソープ
シャンプー
バスタオル
ドライヤー

●温泉センター天領(天然温泉)

 国民宿舎一里野荘のそばにあるプールも利用できる温泉施設。入口ホールには工芸品などがたくさん展示されている。入浴料はプールも利用だと700円だが入浴だけだと600円。少々高めの価格になっている。内装は割と最近リニューアルされたらしく、脱衣場なども新しくてきれいだった。
  中も新しいのかと思いつつ浴室へ!ところが浴室は古めだった。洗い場が8つほど、程よい大きさの内湯の浴槽、そしてサウナと水風呂がある。客入りもガラガラでもなく、混んでもなくてほどほどでちょうどいい。湯は透明の熱めの湯がこんこんと流れている。この湯は10キロ離れた岩間温泉から湯を引いているそうで、源泉は熱いのだが、ちょうどこちらに運ばれてくる頃には適温になるそうだ。流れてくる湯は内湯も露天も飲泉が可能らしい。内湯の浴槽は古めのシンプルな感じで湯を堪能するにはいい。ここの人気である露天風呂は2つあり、片方は熱め、もう片方はぬるめと分かられているのがいい。自然な感じの岩風呂になっていて、岩の周りの木などもたくさん植えられており、ナチュラルな感じでいいのだが、その反面、ぬるめの浴槽の方には排水溝の位置の関係もあるのだろうけど、落ち葉や木の枝などがたくさん浮いていてちょっと不潔な感じだった。また、秋口であるこの時期はアブがいたので刺されないように気をつけなければならなかった。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥600 ●尾添 火曜 ボディーソープ
シャンプー
ドライヤー
指定

●白峰温泉総湯(天然温泉)

 白峰の中心部、温泉街にある総湯。地元の人や観光客以外にも登山客なども訪れるという。扉をくぐれば正面にフロント。お金を払って脱衣所へ!(左は男湯、右が女湯となっている)
 ロッカーなどは結構使い込まれた感じで鍵がなくなっているロッカーもたくさんある。浴室は総湯らしくシンプルな造りで真ん中に2つの浴槽が、それを囲むようにコの字型に洗い場がある。右手奥にはシャワーが完備されている。湯は少々白く濁った感じだ。浴槽は普通の浴槽ともうかたっぽはバイブロになっている。中央奥の岩からは源泉が流れており、岩っぽい臭いのある湯がチョトチョロと出ている。この源泉は冷たかった。浴槽の湯は加温されたちょうどいい温度のお湯。ぬるぬる感があって、肌がすべすべになるいい湯だ!温度も熱くないのでゆっくりと浸かれる。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥370 ●白峰 火曜

●白山展望の湯(天然温泉)

 白峰の街中より少し白山方面にいったところにある日帰り温泉。入口入ってすぐのところに受付があり、入浴料を払って2階へ上がる。男湯と女湯は週ごとに替わるようだ。脱衣所はコンパクトで人数にぴったりでちょうどよい感じ。内湯も脱衣所と同じくらいの大きさで左側に洗い場があり、右の角に浴槽が1つある。お湯は透明だが、ぬるぬる度が高く、肌もすべすべになる。壁に張りつけてある石を見ると葉っぱや草の形が浮き出ていて植物の化石であることがわかる。ささやかながら白峰としてのこだわりを見つけた。露天風呂は露天風呂というより、建物の横壁を取っ払った感じで半露天といったところ。桧の縁の浴槽で内湯より一回り大きい。窓からは天気がいいと白山が望めるようになっているが、この日はくもりだったため、見えなかった。露天風呂のお湯はカルキ臭が強く、肌にカルキ臭がまとわりついてしまった。せっかくのぬるぬるのいいお湯なのにこれだけのカルキ臭があるといいお湯が台無しだ。なんとかならないのだろうか。休憩できる広間もあり、ゆったり過ごせるようになっている。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥650 ●白峰 木曜 シャンプー
ボディーソープ
ドライヤー

川北町

●川北町ふれあい健康センター

 川北町の役場のそばにある交流施設内にあるふれあい温泉。名前の通り地元の人たちを中心に大勢の人でにぎわっている。入浴料はなんと200円!がんこ安い金額になっている。
 さて、脱衣場は半分はロッカーでもう半分が休憩コーナーみたいになっている。人も大勢いたので結構手狭だった。半分の休憩コーナーはちょっと余剰な気がするのでロッカーのスペースに少し回して混雑解消に役立ててほしい。風呂はというと大きい浴槽が3つとサウナの前に小さな水風呂がある。大きい浴槽はヒノキ風呂とバイブロ、普通の浴槽の3つ。ガラス窓になっていて外には庭園が見える。夜に行って外から光が入ってこなかったのと照明が暗めなせいか室内は薄暗い感じだった。各浴槽の湯がたっぷりと注がれていて気持ちがいい。透明な湯で温度は少し熱めになっている。バイブロは爆弾風呂のように豪快に噴出していた。サウナはテレビ付きになっている。飲泉所もある。浴槽はどれも大きいのでそれほど混んでいなかったが洗い場が少なく、5〜10人ほどの列を作っていた。安いので文句は言えないが、もう少しなんとかならないかと思った。湯上り後は大広間でのんびりしたり、2階の図書館で本を読んだりという使い方も出来る。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥200 ●壱ッ屋 火曜 ドライヤー 指定

能美市

●寺井湯

 寺井の街中にある銭湯で、能美市で銭湯といえばここしかないので貴重な存在の銭湯だ。入り口のドアを開けるとすぐに脱衣場という昔スタイルになっている。駐車場は10台ほど止められる。
 浴室は左手に洗い場があり、右側に4つの浴槽が並んでいて、ベンチを挟んで手前側に水風呂がある。洗い場の低い壁が浴室ゾーンとの仕切りの役割にもなっているようで、洗い場と浴室がきちんと仕切られている感じ。浴槽は奥から座りジェット湯のリラックス浴、座り風呂、バイブロ、薬湯、水風呂となっている。薬湯とバイブロは薬用ミネラル温泉だ。リラックス浴のジェットはやはり強めで腰などが刺激されて気持ちがいい。バイブロと座り風呂の湯は熱め。バイブロには水道管枕が付いていて、寝湯のように寝ながら利用できそうだが、寝そべると浴槽の大きさ的にしっかり足を伸ばせないため、寝湯としては利用できない。薬湯は岩風呂風な造りになっていた。サウナはテレビが付いていた。脱衣場には漫画がいっぱいあり、漫画好きな方はゆっくり読んで帰るのもいいと思う。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥420 ●寺井 月曜

●総合福祉会館ふるさと温泉(天然温泉)

 辰口の福祉会館にある温泉で、誰でも利用できる。入浴量も200円という安さ。ロビー等も広くてゆったりしている。福祉会館だからか、ほとんどお年寄りだった。
 脱衣場のロッカーの中がおしっこ臭がしたのと、トイレが福祉系の臭いだったのはいただけない。福祉施設だからか、浴室への入り口が自動ドアになっていってバリアフリーのやさしい造りになっている。中に入ると大き目の浴槽1つに透明の湯が注がれている。バイブロ、ジェット湯、うたせ湯が揃っている。湯は飲泉も可能で、味は無味だった。帰り際に受付カウンター奥に張られている温泉の成分表を見てたら、受付の人が引出しから成分表の紙を出して、それをくれたのが良かった。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥200 ●辰口 第2・4月曜 ドライヤー

●里山の湯(天然温泉)

 福祉会館ふるさと温泉の隣にできた辰口温泉の総湯。真新しい建物はいしかわ景観大賞候補にもなっている。ロビーは広く、右手にはテーブルコーナーとマッサージチェア、さらには女性専用の化粧コーナー?らしき所が、奥には大広間がある。男湯と女湯は内装がちがうそうで、一定の期間ごとに交互に入れ替わるそうだ。この日は左手が男湯だった。
 脱衣場などは人が多いと混雑しそうなレイアウトだが、狭くはない。内湯は大風呂と1人用の水風呂、小さいサウナがある。広すぎず、狭すぎずといったところ。内湯は浅いところもあって筒枕がついていて寝湯として利用できる。お湯は熱めだが、湯口から離れるにつれぬるくなっていく。無色透明でクセのないきれいなお湯が注がれている。ちょっとだけ臭いがある。外の庭園風の景色を見ながら入浴できる。かけ湯は湯が注がれていないときはかなりぬるくなっている。露天風呂は4人くらいでいっぱいになる小さめの木枠をあしらった浴槽があるのみ。静かにゆったりと浸かれるが人が多いときは混雑するのでもう少し大きければと思った。シャンプー、ボディーソープ、ドライヤー完備。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥500 ●辰口 第2・4水曜 シャンプー
ボディーソープ
ドライヤー

●クアハウス九谷(天然温泉)

 加賀産業道路から少し入ったところにある公営の多目的で利用できる健康増進施設。温泉、プール、マッサージ、会議室などが整備されており、温泉も水着着用で入るバーデンゾーンと裸浴の健康温泉がある。バーデンゾーンはさまざまなアイテムバスがあるそうだ。健康温泉のみなら360円で入浴できる。
 脱衣所のロッカーは指定でたくさんのお客さんで賑わっている。脱衣所自体コンパクト設計なので、余計に混んでいる感覚に思える。浴室もコンパクトで両サイドに洗い場があり、奥に大きな浴槽がひとつある。浴槽のお湯は透きとおった透明でやや熱めになっている。一部分は勢いの良いバイブロやジェットバスになっている。ちょっとした銭湯感覚のお風呂だ。地元の方が多いみたいで、値段もお手ごろなのでふらっと温泉に浸かりにきているようだった。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥360 ●泉台 毎月5・20日 石鹸
ドライヤー
指定

小松市

●さくら湯(天然温泉)

 小松駅近くにある温泉銭湯で、数年前に改装し、都市型の銭湯になった。駐車場はいつも結構車がとまっていて、今日も1台だけギリギリ空いていてなんとか駐車できた。階段で2階へあがり、ロビーへ行くと、たくさんの人がロビーのいすに座っていて人気の高さがうかがえる。
 脱衣場は思ったほど広くなく、こぢんまりとした感じで人が結構いると少し窮屈に感じるかもしれない。浴室は2種類あり、男湯と女湯が1週間交代で入れ替わるシステムになっている。片方はジャグジーがあり、もう片方は露天風呂がある。この日の男湯は露天風呂のあるほうだった。浴室はあまり広くはないが、空間をうまくレイアウトした感じで洗い場の数などに不足感はない。浴槽は普通の浴槽にジェット湯と寝バイブロがある。湯は透明でやわらかい感じで温度は程よくていい感じだ。ジェット湯の勢いは弱いのでマッサージ効果はあまり期待できないであろう。露天は5人も入れば窮屈な広さだが、ぬるめで風も心地よく入ってきてゆったりと気持ちよかった。改装して数年ねので全体的に新しさがあって良かった。銭湯としてはドライヤーが無料というのはうれしい。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥420 ●土居原 火曜 ドライヤー

●小松グランドホテル スパ小松(天然温泉)

 アパが経営する小松グランドホテルのサウナで、宿泊者以外でも利用できる。専用のエレベーターで4階に上がるとすぐにフロントがある。フロントでお金を払うとタオルやガウンを受け取ってロッカールームへ。ロッカールームはそこまで広くないが、人数を考えるとちょうどよい。
 浴室へ入ると左手にサウナがあり、右手にはマッサージゾーンがある、中ほど左手に洗い場が並び、右手に縦一列に水風呂と寝湯とバイブロが並んでいる。左手奥は大風呂になっている。大風呂の窓からは小松の街並が一望できるが窓が少し高い位置にあるため、立ってないと見えず、入りながら見えないのが残念。お湯は無色透明だが、やわらかいぬるぬるしたお湯で肌にやさしく、肌がすべすべになってくる。バイブロ、寝湯も温泉を使用していて、他のアパの風呂では温泉の浴槽と沸かし湯の浴槽が半々ぐらいになっているところもあるが、水風呂以外は温泉というところは好感が持てる。露天風呂ももちろん温泉で、岩風呂で雰囲気が良い。普通にお湯が出ているところの他に壁からつたってお湯が流れてくる演出もあり、街中のシティホテルにいることを忘れさせてくれた。
 ガウンを着てレストルームへ。リクライニングチェアーと雑魚寝ゾーンがあるが、リクライニングチェアーにはテレビもスピーカーも付いておらず、ただ横になるか雑誌を読むかといったところで、他のサウナに比べると設備は劣っているように思えた。
 宿泊者は当然無料で入れるので、小松で泊まる場合はおすすめしたい。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
[3時間]
¥1000
[1日]
¥2000
●本折 無休 シャンプー
ボディーソープ
ドライヤー
タオル
バスタオル
ガウン
指定

●天岩湯(天然温泉)

 歯科医院も営む銭湯。改築していて入口の位置も変わっているので、昔の入口が板で封鎖されているのが分かる。中も新しく、待合室や脱衣場は新しくてすがすがしい。男湯と玄関ホールの扉は開けっ放しになっていて暖簾もないので丸見え状態になっていた。えらい開放的だ。閉め忘れかと思って扉を閉めたが、後で気さくなで愛想のいい番台のおやじが通ったときに開けっ放しにしていたので、開けっ放し状態がデフォルトになっているのだろう。
 浴室は昔の雰囲気が漂っているので改装してないものと思われる。壁際はシャワーのみの洗い場で中央はカランのとなっている。浴槽は中央の壁際に3つ並んでおり、手前2つが透明なので沸かし湯で奥のコンパクトな浴槽が茶色く濁った天然温泉となっている。手前の2つはジェット湯とバイブラの機能がついていてジェット湯のほうはジェット部分の下にイスが沈めてあり、座ると腰にジェット噴射が当たって気持ちがいい。お湯もやわらかくて心地よい。温泉のほうの浴槽は熱く、浸かれるまでにちょっと時間がかかるが、入ってしまえばそこまで熱さを感じず、気持ちよかった。この濁り具合と色はいかにも効能がありそうだ。料金も昔の銭湯料金でがんばってやっている。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥350 ●本折 月、金

●川辺湯

 川辺町の住宅地の真ん中にある銭湯。立地や建物の古さ的に内灘のうちなだ温泉や金沢のみなと湯に似ているような印象だ。フロントの横にはタバコを吸いながら囲めるようなスペースがあり、ここで地元の方達が井戸端会議でもしていそう様子が想像できる。
 さて、浴室はというと、縦に長く、壁際に4つの浴槽が一列に並んでいる。手前から薬湯、バイブロ、ジェット湯、水風呂の順。そして奥にはサウナがあり、バスタオル持参で無料で入れる。ジェット湯と水風呂の間には大きな観葉植物が設置されている。浴室のカランの周りはしっかり片付いており、指定の場所にケロリン桶やイスが積まれており好感が持てる。片付けられてなくても次の人が使いやすいようにきちんとセットしてある。みなさんマナーがいいのだろう。さてお湯はやや熱めだが、ちょうどいい熱さといった感じだった。薬湯はぬるめだった。割と普通の銭湯だったが、川辺町になくてはならないシンボルだということを感じだ。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥420 ●川辺 6の付く日

●泉龍温泉(天然温泉)

 ジャスコの裏にある田んぼの中に建つ大きい温泉銭湯だ。ロビーは広々としており、軽い食事などができる。
 浴室はやや広めで、気づきにくいが入って左手にかけ湯と飲泉があるが、飲泉は飲めませんとなっていて、源泉もチョロチョロとしか出ていなかった。以前は飲めたのだろうか?気になるところだ。内湯の浴槽は4つで普通の大風呂に電気風呂、よこたえ風呂、すわり風呂を備えた浴槽とエステバス、水風呂がある。アイテムバスが多いので、美容や健康には良さそうだ。よこたえ風呂の水道管枕が冷たく冷やされていて気持が良かった。エステバスはスイッチで作動するのだが、あまり威力は強くなかった。湯は透明で、海っぽい臭いがするナトリウム系の湯だ。露天風呂は岩風呂だが結構ぬるい。夏場はいいかもしれない。ここの露天の湯は変わっており、季節や天候によって色が7色に変化するそうだ。たしかにこの日も濃い青色の湯だった。他の日にも来て見たい。洗い場ののイスや洗面器がきちんと整頓されていて好感が持てた。有料のサウナもある。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥420 ●平面 無休

●シビック(天然温泉)

 スポーツジムやプールのある施設の温泉。ジムのお風呂は一般客は敷居が高いというイメージがあるかもしれないが、ジムやプールとは全く別ゾーンで入り口も別でまったく遠慮することなく入れる。お客さんもほとんど一般客のようだ。
 脱衣所は広くて快適だが、かぎ付きのロッカーは暗証番号式なのでちょっとめんどくさい。浴室は建物の中の浴場といった雰囲気だが、奥のほうの天井はドームのようになっていて光が差し込み、室内も若干明るい。浴槽は3つで縦に2つと奥にジャグジーのような円形のお風呂がある。お湯はどの浴槽もぬるめなので露天風呂がない分長く浸かっていられる点はいい。お湯は透明で、塩気が強くてしょっぱい。大きい浴槽ではこんこんとお湯が出てきているので気持ちがよかった。お客さんもそれほど多くなかったのでゆっくりできた。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥420 ●大島 火曜 ドライヤー

●小松グリーンホテル(天然温泉)

 小松ICそばのビジネスホテルである小松グリーンホテルの大浴場が日帰り入浴でも利用できる。ホテルの入り口とは別に日帰り入浴専用の入り口があり、気軽に利用できるようになっている。専用口から入るとロビーになっていて、左側に浴場の入り口があり、入ると暖簾がある。男湯は左側、女湯は右側だが、暖簾の男湯、女湯という文字が目立たなくて分かりにくいのでうっかり異性の方に入ってしまわないように・・・
 銭湯スタイルで番台でお金を払い脱衣所に入る。ロッカーは鍵なしのロッカーと100円コインリターン式のものがある。浴室は銭湯っぽくない雰囲気があり、今まで銭湯と勘違いしそうな勢いだったが、ホテルの浴場という感覚がよみがえってくる。浴槽は丸いものが2つ並んでいて大きいほうはバイブラになっている。お湯は白っぽく濁っていて濃厚さが伝わってきそうな濁り具合だ。大きい浴槽の奥には源泉と思われるお湯が筒からちょろちょろと出ていてなめてみると塩っぱく塩化物泉というのが分かる。肌にもやさしく、入っていると肌がすべすべになってきた。小さい円形の浴槽もあるが、湯が入っておらず、浴槽の淵はお風呂セット置き場と化していた。サウナも動いてなかったので、おそらく水風呂だったと思われる。シャンプー、ボディーソープ、ドライヤー完備で値段の割には設備も充実している。お客さんはほとんど外来入浴の人と思われ、銭湯感覚で利用しているようだ。ホテルの浴場というよりは銭湯がメインでホテルの宿泊者はこの銭湯に無料で入れるといったような雰囲気だった。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥400 ●小島 無休 シャンプー
ボディーソープ
ドライヤー
100⇔

●ウェルサンピア小松(天然温泉)

 小松ICそばにある厚生年金のホテル。フロントでお金を払い、エレベーターで3階にある大浴場へ!3階の大浴場への通路の窓からは雪化粧をした美しい白山が見えた。今日は晴れだったのでよく見えた。
 ホテルの浴場なので宿泊客がちらほらといるだけかと思ったが、脱衣場に入ると意外に賑わっていた。どうやら一般の人で、それもほとんどが地元の方のようだ。ロッカーがないので貴重品は貴重品ロッカーに入れる。そして浴室へ!床は茶色で全体的にダークな感じの浴室だが、日が当たっていて明るかった。かけ湯もあるのはうれしい。浴槽は2つで普通の大きい浴槽に水道管枕とジェット付の浴槽がある。普通の大きい浴槽に入ってみる。湯は透明に近いが、ちょっと濁った感じの湯だ。臭いもあり、少々熱めだ。窓からは手前に雪一面の田園が、奥に小松の市街が、そして背景に白山が見え、見晴らしは良好だ!晴れた日に来て良かったと思った。水道管枕とジェット付の方は普通の浴槽よりぬるめになっていた。水道管枕があるけど、浴槽の深さは普通の浴槽と変わらないので、寝湯としての利用はできない。ジェットに当たりながら頭を乗せるといいだろう。景色がいいので是非晴れた日に来ていただきたい温泉だ。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥450 ●長崎 無休 シャンプー
ボディーソープ
ドライヤー
×

●角湯

 向本折町の交差点角に建つ銭湯らしくないモダンな洋風の建物。数年前に改装した角湯だ。交差点の角にあるので角湯という名前になったそうで、非常に分かりやすい。駐車場は裏にも10台分くらい確保されている。玄関からおしゃれな感じで、ロビーはフローリングになっている。フロントでお金を払い、脱衣所へ。
 脱衣所の窓の外はちょっとした庭のような感じになっている。横には優雅にコーヒーでも飲めそうな2人用の丸テーブルとイスがあり、その横の窓のところにはミニ植物が飾ってあった。さて、浴室はというと、意外にシンプルでコンパクト。手前に洗い場、奥に浴槽があり、男湯と女湯の間は塀で仕切られている。なので女湯の声も聞こえてくるが、天井もそこそこ高いのと、色も白いので、室内が明るくなっている。浴槽は1つを2つに割ったような造りで、右側は普通の浴槽、左側はバイブロとジェット湯を備えた浴槽になっている。左側の浴槽の中はライトアップされており、緑、黄、赤が一定の時間ごとに交互に変色していく。湯はグリーン色の入浴剤の入ったお湯で少々熱めになっている。和風の石で造った排出口から湯が吐き出されていた。この排出口の後ろのガラス越しには山が描かれている。モダンだが十分銭湯らしさがある。改装してきれいになった場所と、以前からのままの場所と思われる箇所もあり、新旧うまく融合されていた。銭湯ながら、ドライヤーが無量というのも嬉しい。ロビーもソファー、液晶テレビ、窓際のカウンターテーブルなどがあり、自宅にいるような気分にさせてくれた。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥420 ●向本折 木曜 ドライヤー

●今江温泉元湯(天然温泉)

 小松の市街から旧道を粟津方面へ!橋を渡るとすぐに今江温泉と書かれた看板がついた年季の入った建物があった。駐車場は横にあるのだが、ほぼ埋まっており人気があるのがわかる。入り口の自動ドアを開けると、左手に男湯、右手に女湯のドアがある。さっそく入ってみる。
 入って左手に、レトロなスロットなどのゲーム機が2台ある。そして脱衣ロッカーは昔ながらの木製のもので、脱衣場の雰囲気全体昔ながらの銭湯といった感じでタイムスリップしたみたいな気分になった。はたしてゲームをする人はいるのだろうか。いちおう電源が入っており、景品も出るみたいだ。さて、ゲームはいいとして浴室へ!右手壁際に2つ浴槽が並んでいて、左手に洗い場が8つほどある。奥には銭湯では珍しい電気風呂と和をあしらった岩と草がある。電気風呂は苦手なので入らなかった。メインの2つの浴槽は片方はバイブロ、もう片方はジェット湯になっている。ほんの少々濁った湯で熱めだ。飲泉もできるので飲んでみると、少々しょっぱさがある味だった。書かれた説明を読んで見ると「神様がくれた湯」と書いてあった。客層も地元の中高年が多くて賑わっていてまだまだ元気なレトロな温泉銭湯といった印象が強い。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥420 ●今江 毎月16日

●加賀八幡温泉総湯(天然温泉)

 プロ野球選手もオフの時期に泊まりに来ると言う八幡温泉。小さい温泉地ながらも総湯があり、浴場組合にも加入している。八幡温泉病院の隣にある外から見るとちょっと暗めな感じがする施設だ。
 番台はフロント形式だが、脱衣場に行く暖簾をくぐったすぐ左側には今は使われていない、元は番台だったかのようなものがある。昔はフロント形式ではなかったのかもしれない。浴室はやや暗めで、真中には風呂道具や洗面器、イスなどを置くスペースが、両サイドには洗い場があり、奥に浴槽がひとつある。洗い場の台はガラスで出来ていて変わっている。さて、風呂はというと、バイブロとジェット湯があり、ジェット湯とバイブロの間には水道管枕があるが、水道管枕の部分もお湯に浸かってしまっていた。1槽で、総湯らしくシンプルさが伺える。窓の外には中庭がある。温度は程よくて、湯がつるつるしていて肌がすべすべになっていくのが分かり、入っていて気持良かった。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥420 ●八幡 第2・4金曜

●ピュア涌泉寺(天然温泉)

 小松の中海にある温泉施設。近くには同じ系列の涌泉寺ホテルもある。カラオケ、ゲームコーナー、食堂などが併設されている大型の施設だ。
 脱衣場は広めにとってあり、コインリターン式のロッカーになっている。中に入るとでっかい大風呂が目に飛び込んでくる。内湯はバイブロ+ジェットと電気風呂が備えられた大風呂と高音風呂、水風呂、有料のサウナがあり、内湯と露天に行く間には子供用の滑り台風呂がある。普通の大風呂の温度は程よくて気持が良い。バイブロ+ジェット湯もなかなか気持ち良かった。露天に行ってみると小さ目の岩風呂がある。壁に囲まれていて雰囲気は良くないしやたら空きスペースがある。と、ゆっくりと浸かっていると、奥の壁にくっついているドアが開いているのに気づいた。行ってみると庭園風の露天があった!左奥にももう1つ浴槽がある。右側には放置されたプールみたいのがあり、殺風景である。奥の露天の方が周りの雰囲気もよくおちつく。段段と日が落ちてきて暗くなったが、夜のほうが湯気とライトのコラボレーションが良くて雰囲気が一新していい感じだ。湯は透明で、味はない。露天や内湯の大風呂は温度が程よいのが好印象。露天3槽、広い内湯などを備えて銭湯料金の370円で入れるのは安い。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥370 ●中海 無休 100⇔

●赤穂谷温泉(天然温泉)

 小松の中海にある国道からちょっと入ったところにある1軒宿。日帰り入浴は日曜の12時〜19時か土曜祝日の15時〜19時と限られている。フロントでお金を払い浴場へ。脱衣場は十分な広さがあるが貴重品ロッカーがないので管理には注意。この時は日曜で12時になってすぐに入ったので他の客はおらず最後まで独占状態だった。
 浴室に入った瞬間ひのきのいい香りが鼻を通った。どうやら補修したてのようで一部の天井と壁に真新しいひのきが張られていた。内湯は1つで透明なお湯が豪快に湧き出ている。熱い源泉がちょびちょびと流れてきている湯口もある。温度も程よくのんびりと浸かることができた。さて、露天は山奥にある湯宿のような緑に囲まれた岩風呂だ。湯はかなりぬるい。どうやら12時になったばかりなので、ボイラーを沸かしたてっぽい。パイプからはあったかいお湯が流れてきており、最初は底のほうも冷たかったが入っているうちにだんだん温かくなってきた。夏だったのでこの温度ならどれだけでも入っていられそうで、ついつい長く入ってしまった。ちょっと入っただけのところだが、のんびりとくつろげそうな1軒宿だった。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥500 ●中海 月曜〜金曜
(祝日は除く)
シャンプー
ボディーソープ
石鹸
ドライヤー
×

●うさみ温泉(天然温泉)

 305号線からちょっと入ったあまり目立たない場所に立地する。一度は閉店したが、何年かして再開した。以前入りに来たらそのときには閉店していたので、再開後の今回が初入浴となる。2階に10室弱くらいの部屋がある旅館でもあり、施設は旅館風に作られているがお客さんはほとんどが日帰り入浴の人たちだ。銭湯料金で入れる温泉というのがうさみ温泉のキャッチコピーにもなっている。
 脱衣場のロッカーには鍵がないので、貴重品ロッカーを利用することになる。浴室への入口は2つあり、露天へ直行の入口と内湯の入口の2つがある。内湯はぬるいかけ湯があり、大きい浴槽とジェットバス付きの浴槽がある。湯は少し濁っており、若干鉄っぽい香りがする。湯加減もちょうどいい。ジェットバスの方は少し熱めになっている。露天は半円の岩風呂の浴槽と源泉100%かけ流しの岩風呂の浴槽と水風呂がある。また別料金だがサウナもある。半円の岩風呂は内湯の大風呂とくっついていてフロアは壁で仕切られているが、浴槽の湯が入っている高さ分はオープンになっているので大きい浴槽を2つに割った感じになっている。そのためお湯も内湯と同じで行き来している。源泉100%かけ流しの浴槽の方はかなり濁っていて湯がグレー色をしている。うたせ湯みたいに筒から熱い湯が出ていた。かけ流しで濃度も濃いので、この浴槽が一番気持ちよく入れた。露天にも洗い場があり、風呂場全体のシチュエーションは旅館のお風呂そのものであった。銭湯料金で旅館の風呂をふらっと味わいに来れる温泉であった。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥420 ●大領 木曜、金曜 ドライヤー ×

●木場温泉 湖山荘(天然温泉)

 木場潟公園近くの木場町にある旅館併設の銭湯。旅館と銭湯の入口は別々になっている。さて、この銭湯は木場町の住民が団結して開業させたという歴史があり、株主は木場町の住民となっている。また、株主総会も開かれるそうだ。まさに木場町の共同浴場といった感じだ。浴場組合にも加入している。確かに木場町の住民の電話番号表が張ってあったりして、ローカルさを感じた。建物は入って右手が番台と軽い売店、右に行くとロビーと畳コーナーがあり、そのまた左側は宿泊施設の湖山荘に繋がっている。
 暖簾をくぐって脱衣所へ。脱衣所を見ても、昔からある銭湯といった雰囲気を味わえる。浴室は小さく、シャワー付きの洗い場が両端に計7つと、真ん中にカランがいくつかあるのみ。浴槽は2つで、左側が小さめの浴槽になっている。その左側から入ったが、ものすごく熱い!浸かるまでに時間がかかった。湯は無色透明ですっきりしている。入っていると肌にすべすべ感が出てきた。その後右側に入ったが、こちらは左側よりはぬるめになっている。それでも十分熱い風呂だった。窓の外は少しばかり植物が植えられている。地元の方らしき人で結構賑わっていた。ちょうど風呂からあがりにロビーでくつろいでいたら、宿泊客がぞろぞろと暖簾をくぐっていった。あれだけ入ると、かなり手狭になるであろう。混んでいる時間にあたらなくて良かった。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥420 ●木場 7の付く日 ドライヤー

●粟津温泉 総湯(天然温泉)

 粟津温泉の総湯。2008年夏に新築移転オープンした。和で昔ながらの趣のある建物になっており、まわりにはベンチや公園などがある。木の下駄箱はユニークで番号ではなく、ひらがなや年号になっている。ロッカーの札とロッカーキーを交換して浴室へ。ロッカーキーは昔ながらの銭湯にあるような鉄とゴムのものでこのようなキーでロッカーが指定とは珍しい。
 脱衣所と浴室はガラスで仕切られていてコンパクトながら開放的で明るい。浴室は和をあしらっており、天井や壁は木で造られている。手前に洗い場、奥に丸い浴槽が1つあるだけで決して広いとは言えないが、脱衣場の仕切りのガラスと浴槽と外のガラスの大窓のおかげで明るく狭さを感じさせないようになっている。お湯は無色透明で無味無臭。シンプルなお湯だが透き通った透明で清潔感のあるお湯で熱めだがさらっとしていて気持よくゆったりと浸かれる。窓の外はちょっとしたミニ渓谷風の岩と流れる水があしらわれて雰囲気を出している。
 休憩コーナーはテレビとイスや畳コーナーがあり、外へも出ることが出来、スリッパに履き替えて外のベンチで夕涼みをすることもできる。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥400 ●粟津 8の付く日 ドライヤー 指定

●あわづグランドホテル(天然温泉)

 湯快リゾートが運営する旅館。すぐ向かいに別館もあるが、施設としては別箇になっている。今回は宿泊で利用したが、500円で日帰り入浴もできる。お風呂は1階の奥で、入り口の前に貴重品ロッカーがある。
 脱衣所は縦長ですっきりした感じ。浴室は大窓があるので明るく、透明のお湯が入った大きな浴槽が1つあるのみ。窓の外は中庭になっていて眺めながら入浴ができた。お湯の温度もちょうどよく、さらっとした感触があった。湯快リゾートなので大勢が泊まりに来ている都合上、曜日や時間帯によっては混みあうことが予想されるので、混むのを覚悟でいったほうがいい。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥500 ●粟津 無休 シャンプー
ボディーソープ
ドライヤー
タオル
バスタオル
×

●あわづグランドホテル 別館(天然温泉)

 湯快リゾートが運営する旅館で上記のあわづグランドホテルのななめ向かいにある。本館に宿泊した際に利用したが、こちらも500円で日帰り入浴ができる。泊まればどちらの浴場も利用できる。フロントから奥に進むと浴室があり、行く途中に貴重品ロッカーも備えてある。脱衣所の雰囲気は本館とちょっと似た雰囲気だ。浴室はモダンな和風の趣で内湯は主浴槽やサウナもある。主浴槽は窓際がら爽快にお湯が出ていて気持ちがいい。窓際付近などところどころに石が配されたデザインになっていてなかなかおしゃれだ。お湯は無色透明でさらっとしていて内湯は40℃ほどとちょうどいい。露天風呂もあり、岩風呂になっている。縁側のようになっていて中庭を見ながら入浴できる。お寺で入っているような雰囲気になった。露天は内湯より少し熱めで42℃となっていた。
 お風呂は別館のほうが立派なのだが、ロビーや売店などは本館のほうが充実していたように思えた。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥500 ●粟津 無休 シャンプー
ボディーソープ
ドライヤー
タオル
バスタオル
×

●せせらぎの郷(天然温泉)

 瀬領町にある農業体験施設、せせらぎの郷。山手にありながら多くの人が入浴に訪れているようだ。瀬そば打ちなども体験できるそうだ。食堂では軽食が食べることができる。地元で取れた野菜も売っていて、この日はレタスが50円で売っていた。
 このようなローカルな施設だが、ロッカーは指定でしっかりとしている。脱衣場はコンパクトで人が多いと着替えにくいかもしれない。浴槽は内湯は2つで大風呂と水風呂がある。湯は源泉100%で瀬領温泉の2号温泉を使用している。源泉はかなりぬるめ。浴槽の湯の温度は程よくて、湯も透き通っていて浸かっていて気持ちがいい。岩風呂の露天は小さめだが、雰囲気はなかなか。3人くらいで窮屈なサウナもあり、温度は70度くらいの低めの設定になっていて熱いサウナが苦手な人にはよさそうだ。こういう低温のサウナは長く入っていられて好感が持てる。シャンプー、ボディーソープ、ドライヤーが無料で値段も350円なのでお得感がある。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥350 ●瀬領 月曜 シャンプー
ボディーソープ
ドライヤー
指定

●西園寺温泉(天然温泉)

 野田の部落の中にある外から見れば何の変哲もないお寺。福祉などの目的から寺を改装して温泉をオープンさせた。裏の駐車場に車を止めて車から出ると硫黄の香りが少し漂っていた。正面に廻ると鐘などがあり、建物もお寺そのものの。しかし近づくにつれ、中から賑やかな声が聞こえてきた。ジャズのような音楽も聞こえ、日本の文化と異国の文化が交じり合ったように思えた。田舎の民家にありがちな玄関をあけると正面に男湯と女湯の暖簾が見えた。そして家のように靴を脱ぎ中に入る。入浴の方はフロントへと書いてあったのでフロントへ行くと、食堂のようなちょっとしたカフェのようなシチュエーションの場所が広がっていた。梁や柱などはお寺そのものになっていてテーブルなどがたくさん並んだ広間があって異様で不思議な感じがした。
 さて、フロントでお金を払い、浴室へ。脱衣所にロッカーはないのでロビー横の大きいロッカーに貴重品を入れていく。ちょうど入るときに何人かいっぺんに出てきたので、浴室に入ったときには誰もおらず、独占状態だった。内湯ひとつと露天風呂がある。広くはなく洗い場も5つくらいで、山奥の旅館にありそうな大きさと雰囲気をかもし出している。お湯はグレーっぽく濁っている。温度はちょうどよく、ゆっくりと入っていられる。味は鉄っぽく、しょっぱさがあった。露天は岩風呂で、田舎の家の外に造ったという感じで静かでアットホームさに包まれていた。お湯は源泉かけ流しで新鮮でいいお湯だった。あがるときには人もいっぱいで、脱衣場がごったがえし状態になっていた。最後にロビー横にある無料の足湯に浸かったが、この足湯も新鮮なお湯でなかなか良かった。場所は分かりにくいが、お寺の秘湯っぽさのある温泉なので、またゆっくり来たいと思った。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥400 ●野田 祝日 シャンプー
ボディーソープ
ドライヤー
×

加賀市

●ガラポン温泉(天然温泉)

 橋立温泉ゆもとに行こうとして向かったが、ゆもとがあるはずの場所にゆもとがなく、その場所にはガラポン温泉という明るい看板の日帰り温泉らしきものがあり、ゆもとは探してもなかったのでこちらの温泉に入ることにした。後で調べたらやはりここは昔、ゆもとだったそうで、ゆもとの建物をそのまま転用してガラポン温泉(その前は元気温泉)にしたらしい。この近くに日本元気劇場と同じ系列だそうだ。ゆもとは廃業したのだろうか。駐車場入り口の看板には「このままではあと○○日」といった看板があり、何の日数だかさっぱりわからず謎に包まれながら入口へ。入口の扉をあけると雑貨などの景品が並んでいる。受付で入浴料を払うとガラポンが回せる。白い玉が出てきた。最下位の6等で変な温度計かきんちゃく袋か小鉢のどれか1つだった。そんなに豪華な景品はないが空くじなしだしこのアイデアは面白いと思った。
 脱衣場は一軒宿の温泉旅館の雰囲気があるコンパクトな大きさ。浴室は三角になっていて洗い場は壁際に10ほどあり、浴槽は3つとサウナがある。1つは水風呂だが、あとは寝湯が付いた大風呂と45℃の高温風呂がある。45℃の高温風呂は熱くて入れなかった。お湯は湯口から出ているのと、高温風呂からのオーバーフローしたお湯が大風呂に流れてきている。大風呂のお湯も常にオーバーフローしていてフレッシュな透明の透き通ったお湯で気持ちがいい。とろりとしたぬめりのあるお湯で肌にやさしく、すべすべになる。温まり度もよく、すぐに温もり、出た後もポカポカとした温かさが続いた。
 お湯がいいだけに通いたくなるが、630円は少し高い。加賀市民は安く入れるのでうらやましい。テーブルやテラスのある休憩コーナーもあり、静かでゆったりくつろげる。サインもたくさん張ってあるが知らない人ばかり。どうやらこの近くに日本元気劇場の役者や従業員のサインのようだ。後で調べて分かったが、駐車場の看板の日数のカウントダウンは、閉店までの日数だそうで、1日の来客数が100人を下回ると経営的に苦しいので、100人を下回ったら−1、逆に100人を超えたら+1日といったようにカウントし、危機感を持って経営しているということなのだとか。0になったら本当に閉店するのか?という疑問も残る。珍百景にも出たらしい。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥630 ●橋立 無休 シャンプー
ボディーソープ
ドライヤー

●加賀ゆめのゆ(天然温泉)

 小松バイパスの箱宮インターを降りてすぐのレジャランの横にある加賀ゆめの湯。健康ランドタイプの大型施設となっている。さすがにこの辺にはスーパー銭湯をはじめ、大型の健康ランドがあまりないせいか、かなり大勢の客で賑わっている。室内着を来てチェアーで休憩などもできる健康ランドコースは900円だが、単に入浴のみなら600円だ。食事だけでも入館できる。売店や食事処、ゲームコーナーを抜け浴場へ!ロッカーも大勢で賑わっていた。浴室は大きすぎず、小さすぎずといった感じで内湯には浴槽が5ある。普通の浴槽にラジウム湯、日替わり薬湯、まずは普通の浴槽へ。一部ジェットが出ている場所がある。温度も熱くなく、透明な湯だ。ゲルマニウムが配合されているそうだ。ラジウム湯は独特の固めのお湯。日替りの薬湯は紫色をした紫根の湯でぬるめで香りがよかった。ラジウムの湯と日替わり薬湯の間には小さなテレビが設置されている。歩行浴は深めで長細く、歩くにはいい感じだった。ただ、温泉ではなさそうで普通のお湯のような感じだった。その他サウナと水風呂もある。露天はメインに岩風呂があり、隅に石でできたイスに座り肩から湯がうっすらと流れる座風呂があり、これは体を冷ましたり、休憩するときに座ると気持ちが良かった。ジャグジーと壷湯も2つあり、この壷湯の壷は大きく、ゆっくり足を伸ばして入るとこが出来る。片方はマイクロバブルの湯になっていて、お湯が白く濁っていた。すごく細かい泡が皮膚に入り込み、汚れを体外に出してくれる働きがあるそうだ。泡の感じはなく、色が白い以外は普通の風呂と同じ感触だった。今回は子供なども多く混んでいたため、それほどゆっくりできなかったが、空いている時はまたちがった感じで良さそうな感じがする。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥600 ●箱宮 無休 シャンプー
ボディーソープ
ドライヤー
指定

●片山津温泉総湯(天然温泉)

 片山津温泉の中心に位置する共同浴場。駐車場はないが、隣の市役所に止めることができる。2階建のレトロな建物で1階が一般浴室、2階が高騰浴室になっている。2階の高等浴室は100%かけ流しで浴槽が小さいそうで、シャンプーと石鹸が完備されているようだ。大概の方や地元の方は1階の一般浴室を利用するようだ。番台のおかみさんも気さくな方で、貴重品はないかとか気遣ってくれる。番台前の貴重品ロッカーの真ん中の列は100円のリターン式でないコインが不要のタイプになっていた。熱いからゆっくり入って〜と言われ、一般浴室の暖簾をくぐる。思ったより脱衣場は広く、ごちゃごちゃしなくていい。鍵なしロッカーとコインリターン式のロッカーがある。
 浴室はレトロな雰囲気が印象的でコンクリートの壁や天井がうす暗さを出していて湯治場のような趣がある。浴槽は大きく、入り口側は少しだけ浅くなっている部分がある。番台のおかみさんに言われた通り熱い!たしかに一気には入れない。足から徐々にゆっくりと浸かる。お湯は透明だがさらっとしている。隅っこの湯口から流れている源泉を飲むと、塩分をかなり感じた。塩分がある割にはさらっとして肌にまとわりつかず、湯あがり後もさらっとしていていいお湯には印象を持った。湯が熱いせいか、中にずっと入っている人は少なく、淵のところで足をつけている状態の方が多かった。熱いので少ししか浸かれなかったが、体はあったまったようでポカポカ感がしばらく続いた。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥420 ●片山津温泉 第2・4火曜 ドライヤー 100⇔

●かのや光楽苑(天然温泉)

 片山津温泉にある旅館。日帰り入浴も14時から受け付けていて21時まで入れる。日帰りの利用でも出迎えてくれて丁寧に案内もしてくれる。旅館の名前が入ったタオルも進呈される。貴重品ロッカーがない旨を説明され、貴重品はフロントで預かってもらえる。
 浴場は廊下を進んだ建物の奥にある。2時過ぎに行ったので、他のお客さんはいないようだ。浴室に行くと、カランの前の椅子や洗面器がきちんと整頓されていて1番乗りというのを実感できた。内湯は大きな浴槽が1つで、縦長の浴室でいかにも旅館のお風呂らしい造りになっている。大窓の外はちょっとした庭園になっている、浴槽の隅っこのほうは寝湯になっている。お湯は無色透明で中央の湯口からは勢いよくお湯が噴出しているのですがすがしい。お湯も新鮮で心地よかった。
 露天風呂もあり、御影石の四角いお風呂で、隅っこは内湯の窓の外と連続して庭園風になっている。建物は湖に面しているが、露天風呂からは湖が見えないのは残念だ。源泉の湯口付近は岩で造りになっていて、源泉が少しずつ岩を伝って湯船に注がれている。伝った岩は茶色く変色していた。飲泉も可能で枡が置いてあり、それで飲むようになっている。しかし、かなり熱いので冷まさないと飲めない。塩分と苦みが強くて、少ししか飲めなかった。最後までお客さんが来なくて貸切状態だったのでラッキーだった。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥700 ●片山津温泉 不定 シャンプー
ボディーソープ
ドライヤー
タオル
×

●片山津温泉街湯(天然温泉)

 片山津温泉の総湯が柴山潟沿いに移転し、街湯として生まれ変わった。ガラスを多用した近代的な建築物になり、2階には眺望のいいカフェも備えている。1階は街湯となっていて、入浴券を入り口で買って、フロントの方に渡す。お風呂は窓の外に森の風景が見える森の湯と柴山潟が一望できる潟の湯があり、今回の男湯は潟湯だった。
 下足ロッカーまわりや脱衣場も木のぬくもり感じられる。脱衣場にもふろセット置きがあり、置き場所に困らなくていいように工夫されている。浴室に入るとうす暗さがある。室内はL字形になっていて両脇は洗い場になっている。壁はコンクリートの打っぱないしになっていてグレーで洞窟の中にいるようなイメージだが、L字形の浴槽の壁は窓になっていてぽっかりとガラスになっている。中央には枡をイメージしたかけ湯があり、なかなかデザイン的にはモダンな感じでよい。そういえば、以前の片山津の総湯もコンクリートでうす暗さを演出していたのを思い出した。今日は天気があいにく雨だったので、晴れていれば窓から光がさしてもっと明るいのかもしれない。その窓からは柴山潟が一望できる。しかも、角地に建つので、どちらの方角の窓も柴山潟が広がり、まるで湖に浮いているかのようにも思えた。浴槽は2分割されていて深さが異なる。どちらも熱めだが、深いほうの浴槽のほうが熱い。浅いほうの浴槽は座るとちょうど肩までお湯が来るので、窓の外を見ながら座って入るのに適した深さになっている。お湯は若干だけ酸性気味でやわらかさはないが、塩分が強くて温まり度は高いし、特有のにおいもあった。シャンプー、ボディーソープの設置はないものの、ドライヤーは無料で使える。
 温泉に入って2階のカフェで景色を見ながらお茶をしてと、観光客から日常使いまで対応する片山津のシンボル的なおしゃれな施設ができたので更なる温泉地の活性化を祈りたい。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥420 ●片山津温泉 無休 ドライヤー

●加賀観光ホテル(天然温泉)

 片山津温泉にある加賀観光ホテルの大浴場、夢湯パークは800円で一般の客も利用できる。男女合わせて全部でサウナ、ボディーシャワーなどを含め22種のお風呂が楽しめるというバラエティ豊かな感じなので、楽しみにして行ってみた。ホテルのフロントでお金を払い浴場へ!ホテルということもあり、対応は良かった。いしかわ日帰り湯という本のクーポンを持っていったので、入浴剤をもらえた。新露天風呂「湯多風多」は片っぽの浴室にしかないため、男女入れ替え制になっている。14:00〜20:00は男、20:30〜は女が利用できるが、一般客の利用は22時までなので女性の方は不利になる。
 さて、脱衣場のロッカーはカギなしロッカーだが、貴重品ロッカーがあるので安心!浴室に入るとうたせ湯と大風呂のジャグジーがおで迎え。お湯の温度はちょうど良い感じで、気持ちがいい。ジェット湯とバイブロになっている。続いて露天へ!目の前に柴山潟が広がり、かなりいい景色だ!風呂の中の寝いすで寝ながらこのロケーションをぼーっと眺めて湯に浸かることができる。源泉を飲んでみるとややしょっぱい感じでまろやかさもあった。湯は透明である。次に奥の大浴場へ!ここは丸い仕掛けなしのノーマルなお風呂だ。少々熱めになっていて、ここはここでオーソドックスで良い。この風呂の横に通路があり、湯多風多につながっている。湯多風多はサウナ以外全露天でボディーシャワー、六角風呂、ゆったり寝湯、瓶風呂、灯台風呂、流れる寝湯、岩風呂、科学の湯、水風呂、マナスイオンサウナ、香りミストサウナとかなりの種類の風呂がある。瓶風呂は一人でゆっくり入れる一人用の風呂だ。湯はぬるめで、休憩にいい。ゆったり寝湯はジェット湯になっていて心地よい風にあたりながら、ゆっくりと浸かれる。枕は石でできていた。流れる寝湯は寝ていると流れていくわけではなく、バイブロになっている寝湯ということ。科学の湯は肌の浸かっていると老廃物がなくなってゆくらしい、たしかに何か発生しているのが分かり、科学っぽい感じがするが、ほんとに老廃物は取れるのだろうか?サウナの温度はさほど熱くなかったので入りやすかった。湯多風多の隅にはびっくりトイレがあり、普通のトイレなのだが、スイッチをかえると曇っていた窓が透明になり、柴山潟の景色が広がった。最初から曇らしているのは外から見えなくするためではないだろうかと思われる。浴室にトイレがあるということ自体珍しくてびっくりだ!備品もオール完備なので、手ぶらでOKだ。またゆっくりしたい時には行きたくなるような風呂だった。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥800 ●片山津温泉 無休 シャンプー
ボディーソープ
タオル
バスタオル
カミソリ
ドライヤー
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●大江戸温泉物語 ながやま(天然温泉)

 片山津温泉にある大江戸温泉物語が経営する旅館。廃業したホテルながやまを買収してそのままの建物で経営していて宿泊は朝夕2食バイキングで6700円と手軽に泊まれ、平日でも定年後の生活を送る方の利用も多い。日帰り入浴も歓迎しており、昼間は1200円と高いが、18時からは500円と安い。700円の差は大きいので昼間に利用しようとは思わない。この日は18時すぎに入った。土曜日ということもあり、かなりのにぎわいを見せている。立派な建物で、正面には柴山潟を見渡せるロビー、右手にはライブハウスのような喫茶があり、迎賓ラウンジもある、お風呂は左に進んでいったところにあり、売店や大広間、まんがコーナー、軽食コーナー、ドクターフィッシュ、金魚すくいなどもあり、これらは宿泊者でなくても利用できる。また3階で毎日行われている芝居や演劇も見ることができる。これだけ揃っていれば、子供から大人まで1泊しても十分楽しめる仕掛けになっている。渡り廊下を進んだ先に浴場があり、宿泊者はかごだけのようだが、脱衣所は外来者は場所指定のロッカー付きになっている。
 浴室は窓際中央に大きな横長の浴槽があり、周りを囲むように脱衣場やサウナ、水風呂がある。お湯は無色透明で単純な感じだが少しさらっとしていて浸かっていると肌がさらっとしてくる。窓からは柴山潟が見える。露天風呂に行ってみる。柴山潟が目の前に見え、静かに景色に溶け込みながら浸かることができる。まだ6時過ぎなのでうっすら明るく景色がよく見えて良かった。冬場だと6時過ぎだと陽が落ちているので、安く入って景色も楽しみたい場合は夏場に来た方がいい。体を洗っている間に陽はどんどん沈み、7時ごろに再び露天に行くと真っ暗になった。
 湯あがり後は3階のホールで演劇を見てみたが、なかなかおもしろかった。大勢に方が演劇を見ており、温泉旅館に活気が生まれていた。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥1200
[18時〜]
¥500
●片山津 無休 シャンプー
ボディーソープ
ドライヤー
指定

●山代温泉 総湯(天然温泉)

 山代温泉の総湯。09年8月に新しくなったばかりでオープンしてから2週間たらずでの入浴となった。旧総湯向いの吉野家旅館跡地に建てられ、外観は木をふんだんに使用した和風モダンな外装で周囲の風景とマッチしている。温泉玉子等の売店もあり、外から買えるようにもなっている。正面の入口は贅沢にも門になっており、この門は吉野家旅館のものをそのまま継承して使っているそうだ。番台は昔ながらのフロント式の番台方式。暖簾をくぐると広々とした脱衣場がある。
 真新しい浴室は開放的で明るく、天井は高く木で装飾されており、天窓もあり、明るい光が浴室全体を包んでいる。木の香りも心地よい。浴槽は2つで中央と奥の窓際にある。源泉100%の湯は無色透明で塩素臭などもなく、鉄っぽいにおいがある。透明の湯でこの臭いのする温泉は今まであまり体感しかことはなかったので目新しい。中央の浴槽は足を伸ばして入れるような深さでぬるめ、窓際の方は少し深めで、段差に座って入浴する形になり、湯も熱めになっている。外はちょっとした庭になっていて窓もオープンになっているので開放的で涼しくてちょっとした露天風呂気分を味わえた。湯上り後のデザートとして温泉玉子入りのソフトクリームもどうぞ。2010年秋には元の総湯の場所に古総湯ができるそうだ。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥420 ●山代温泉 第4水曜 ドライヤー

●ゆのくに天祥(天然温泉)

 山代温泉にある十八湯めぐりが自慢の旅館で日帰り入浴もできるが電話予約をしていったほうが確実なようだ。今回は宿泊で利用した。お風呂は3つあり、一番大きな悠幻の湯殿、滝見の湯屋、九谷の湯処の3つ。男女時間交代で入れ替わるが、日帰り入浴の場合は11;00〜15;00で毎日お風呂は同じなため、入れない浴場もある。この時間帯、男は九谷の湯処、女は悠幻の湯殿と滝見の湯となっているので2つと入れるも女性の方がお得なような気がする。
 宿泊では3つとも入れるので、3つの浴場を紹介する、まずは九谷の湯処は1階にあり、ロッカーはすべて鍵付きとなっている。内湯は大きな主浴槽に炭湯と呼ばれる丸い浴槽、水風呂とサウナがある。九谷の湯処というだけあって洗い場の上の壁には九谷焼のお皿が張りつけてあるのが特徴。露天風呂は深くプールのような石湯と丸い木造りの桶風呂、五右衛門風呂がある。五右衛門風呂のみ源泉かけ流しでそのままのお湯が流れてきているのでぬるくなっているが1人用なので贅沢に湯に浸れる。
 滝見の湯は1階にあり、ロッカーは鍵がなくかごの身なので貴重品ロッカーが備え付けてある。内湯は主浴槽と水風呂だが、主浴槽は渓谷から運んできた大きな岩をダイナミックに配置していて滝をイメージしているものと思われる。露天風呂は九谷の湯処と似ていて石風呂と木造りの桶風呂、五右衛門風呂にかめ風呂もある。桶風呂は九谷の湯処よりも一回り小さくなっている。ここも五右衛門風呂はかけ流しとなっている。
 悠幻の湯殿は3階にあり、入口手前のカウンターの上には今日の薬湯に使われているハーブが置いてある。ここもロッカーはかごのみなので貴重品ロッカーがある。内湯は四角い浴槽2つで、あつ湯とぬる湯になっている。水風呂とサウナがある。露天風呂は寝湯と岩風呂と丸い薬湯がある。寝湯は座り湯に枕がついた感じで寝るには段があって寝づらいし、座るには枕はいらないし用途がよくわからない浴槽だ。薬湯ももちろん温泉でハーブが入っている袋が浴槽の中に置かれているのみなので臭いや感触は温泉のままでハーブの成分だけ出ている感じでよかった。
 お湯はどの浴場も無色透明でやわらかいお湯だった。どの浴場にもシャンプー、ボディーソープ、ドライヤーは完備されている。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥1000 ●山代温泉 シャンプー
ボディーソープ
ドライヤー

×

●多々見(天然温泉)

 山代温泉の老舗旅館。宿の入口には「ぴえ」という名の足湯もあり、気軽に利用できる。今回は宿泊で入ったのだが、日帰り入浴も受け付けていて1階の大浴場に入浴できる。脱衣場は広くゆったりしていて貴重品入れもあるので安心だ。浴室はちょっと年季が感じられるノスタルジアチックで真ん中に大風呂が1つだけでまわりの壁際は洗い場になっている。お湯は新鮮さが感じられ、無色透明でやわらかく、肌がさらっとしていくのが分かる。温度もちょうどよかった。貸し切りの露天風呂もあり通常は3000円で入浴可能なのだが、今回はキャンペーン中につき無料で50分使うことができた。石風呂と岩風呂&桧風呂の2種あるが、後者の方だった。3階にありながら自然を感じられるようになっており、静かでゆっくりと浸かることができた。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥800 ●山代温泉 無休 シャンプー
ボディーソープ
ドライヤー
タオル
バスタオル
×

●別所温泉(天然温泉)

 山代温泉から山中温泉に抜ける道から一本入ったところにある温泉施設。駐車場も周辺にたくさん確保されている。ロビーには人が集い、アットホームな感じだった。フロントには地元で採れた「なし」なども売っていた。さて、風呂へ入ろうと脱衣場へ行こうと思ったら女湯の入口が左右に1箇所ずつあるのに気づく。どうやら女性のお客さんが多く、手狭なので2つ用意してあるそうだ。女の人は2つ入れてうらやましく思ったが、この方式で2つ入ろうとすると、一度着替えて出て、そして入ってまた脱衣してとめんどくさい。風呂好き以外の人や常連さんなどは1つしか絶対入らないだろう。
 脱衣所にはロッカーがなく、かごが置かれているのみなので、ロビーにある貴重品ロッカーを使うことになる。脱衣所の張り紙には「源泉100%のかけ流しなので、湯あたりに注意!倒れると命の危険があり!」と、恐ろしい事が書かれていた。浴室は右手にサウナと水風呂があり、正面右手に大風呂がある。露天風呂も大きくないけど設置されている。この温泉の魅力的なところは湯量が豊富ですべて100%の源泉かけ流しという点。かけ流しの割りに浴槽のサイズも大きくてよい。湯は透明で温度も程よい。内湯、露天ともにアイテムバスなどのない普通の浴槽で、湯を存分に堪能できるようになっている。また、湯も飲めるようになっていて、若干の硫黄っぽさとまろやかさがあった。風呂の大きさの割には洗い場の数もしっかりと確保されていて好感が持てた。温泉玉子も名物でおいしかった。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥420 ●別所 無休 ×

●日谷町共同浴場(天然温泉)

 加賀CCの近くの日谷町の部落の中にある集会場の中にある日谷町の住民で運営している温泉施設。温泉の看板があるわけでもないので、普通に走っていると通り過ぎてしまう。ネットで詳細の場所を調べたり、集会場の写真を見てから行ったので、すんなりと見つけることができた。入口から入るとすぐ右に番台のスペースがあるが、人はおらず、料金箱が設置されている。町外からの人は300円を料金箱に入れなけらばならない。地元住民は無料で入れる。ロッカーは鍵なしで貴重品ロッカーもないので心配な人は車に置いておいたほうがいいかも。浴室は右側に洗い場があり、左側に浴槽が1つある。シンプルな浴槽だが、中央部分の少しだけ少し浅くなっている。後で仕切りでも付けられそうな感じだ。お湯は透明で少しだけやわらかさを感じる。人が入ってくると「にんにちわ〜」出て行く時は「おさきー」っという会話が飛び交っており、ほとんど地元住民だということが分かる。まぁこんなマニアックな場所にある小さなジモ専みたいな温泉は普通の人は来ないだろう。上がって脱衣所でまったりしていると、おじいさんに「どっから来たんや〜」などと尋ねられた。やはり町外の客は珍しいのだろう。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥300 ●日谷 火曜 ドライヤー ×

●太子温泉(天然温泉)

 上記の日谷町共同浴場とは一本隣の筋にあり、温泉病院の裏手にある。太子温泉と書かれた看板もあり、発見しやすい。公民館と同じ敷地にあり、温泉は無人となっていてこちらも料金箱に料金を入れて入る仕組み。脱衣所は鍵のないロッカーだけで、貴重品ロッカーもないので心配な人は車にでも置いておいたほうがいい。浴室は四角く、周りに洗い場、中央に四角い浴槽が1つあり、お湯が勢いよく回っている。お湯は透明で少し熱めだが、入り心地はよく、入っているとそれほど熱さは感じなかった。人の出入りも激しく、出ていたら入ってきてという状態が続くが、常に1〜2名なので混雑感はなくゆったりと入れる。上がった後は脱衣所の隣にある田舎の家の一室のような和室でイスに座りながら静かにゆったりできた。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥350 ●直下 火曜 ×

●湯快リゾート 山中グランドホテル(天然温泉)

 山中温泉の高台にある湯快リゾートが運営する宿。フロントで日帰り入浴の受付をするとタオルとバスタオルを渡される。浴場は地下と案内され、エレベーターで地下へいき、渡り廊下を歩く。あやとりの湯と鶴仙の湯があり、26時〜11時が男湯が鶴仙の湯、12時〜25時が女湯になっている。この時の男湯は鶴仙の湯だ。
 脱衣所に入ると入り口のところに貴重品ロッカーがある。昼すぎに行ったので、誰も入っていなくて貸切状態だ。浴室は広く、角型になっていて壁沿いに洗い場と浴槽が配置されている。浴槽は4つで主浴槽が真ん中にあり、うたせ湯、ジェットバス、小さい水風呂がある。うたせ湯はお湯が入っていなくてボタンを押すと上部から出てくる。お湯は無色透明でやわらかく、温度も少しぬるめでちょうどいい。自然に囲まれて落ち着いた雰囲気になっている。サウナも設置されている。露天風呂もあり、岩風呂になっている。緑が茂っているため、葉っぱや虫が湯船にいっぱい浮いていてちょっと気分がよくないので、改善を期待したい。いちおう「虫さんや葉っぱさんも温泉が大好きです。入ってきたらそっと出してあげてください」と決まり文句が書いてあるが、入りすぎだ。高台にあるので、山中の家並みがよく見える。最後まで貸切状態だった。
 休憩室やマッサージ機なども利用でき、ゆっくりと過ごせる。今回みたいにチェックイン前の時間に来るとゆっくりできるであろう。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥500 ●山中温泉上野 無休 シャンプー
ボディーソープ
ドライヤー
タオル
バスタオル
×

●山中温泉総湯 菊の湯(天然温泉)

 山中温泉の真ん中にある。駐車場がなくて困ったが、役場が休みと言うこともあり、役場の職員駐車場みたいなとこに止めさせていただいた。(地元の方もそうしていた)珍しく男女別の建物になっているので間違い無いように!男湯は天平風の建物だ。
 脱衣場はやや広めで独特な雰囲気をしている。ひっきりなしに客が出入りしている。これだけの客のくる風呂屋は初めてだ。浴室はシンプルで両サイドに洗い場、そして真中に大きい浴槽がある。かけ湯もある。人がおおすぎるので、洗い場も順番待ち。浴室の中では地元の人らの話声がこだましていた。浴槽はひとつだが、柱のところからはジェットが出ていた。湯はちょっとだけ塩素臭が気になったが、なかなかいい湯だった。ただ、人が多すぎておちついて入れなかったのが残念。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥370 ●山中温泉湯の出 無休

●山中温泉湯けむり健康村ゆーゆー館(天然温泉)

 山中温泉の温泉街からちょっと山の方に進んだ所にある道の駅に併設された温泉浴場。地元の方たちに加え、観光客や立ち寄り客などもバランスよくいて賑わっている。プールやジムもあり、名前通り健康増進に役にたちそうな施設になっている。
 お風呂は1階。脱衣場はやや混みあっていて、ロッカーも少し年季が入っているように感じた。浴室は右手に洗い場で左手にサウナや浴槽が並んでいる。座りジェット湯とメインの大風呂があり、露天への扉の手前にも浴槽がひとつある。メインの大風呂はやや深く、座って入るのは少し困難だった。お湯は若干熱めだ。色は透明ですっきりとしていた。露天は静かな環境で、山中節が流れており、山中節の歌詞だろうと思われるもの木でできたものが壁に貼り付けてあった。浴槽は岩風呂になっており、湯加減はちょうどいい。ただ、周りの木にくもの巣が何箇所かに作られたままになっていたのが気になった。湯上り後は広びろとした大広間やロビーでゆったりできる。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥500 ●山中温泉こおろぎ 火曜 シャンプー
石鹸
ボディーソープ
ドライヤー

内灘町

●うちなだ温泉

 内灘の鶴ヶ丘のショッピングセンターの裏にある。団地の銭湯といった感じだ。下足ロッカーは年季が入っている。番台のショーケースの空いたスペースには牛乳石鹸がびっしりと積めてあって面白い。入浴料を払って脱衣場へ。脱衣ロッカーも年季が入っていて壊れているのが多い。少々古いが広々としていて良い。
 浴室は結構明るく、浴槽の色と湯の透明感のコラボレーションでさらに明るさが増しているように伺える。浴槽は脱衣所側に水風呂があり、女湯との境の壁際に小さい湯船の薬湯、ジェット湯、やや大きめの湯船のバイブロが並んでいる。水風呂横にはサウナもある。薬湯に入ってみる。タイルがつるつるしていて気持ちが良い。湯もぬるぬる感たっぷりで驚いた!そうやら本日はローヤルゼリーの湯らしい。ぬるめでゆっくりと浸かれた。ジェット湯に入ってみると熱い!薬湯はぬるめであとの2槽は熱めのようだ。湯の出方が温泉式で気に入った。ジェット口は2つあり、おしり付近に水流が当たるのと肩付近に当たるのがあった。人もそこそこいっぱいいて賑わっていた。帰りロビーにネコが2匹いて癒された。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥420 ●鶴ヶ丘 木曜

●湯来楽(天然温泉)

 コンフォモール内灘にある天然温泉のスーパー銭湯で砺波にある湯来楽の2号店としてオープンした。そのため、砺波の湯来楽と内装やレイアウトがよく似ている。フロントで受付を済ます。料金は後払いで飲食やマッサージなどはバーコードで支払いをするシステムになっている。受付を出て左手には岩盤浴があり別料金で利用できる。5種類の岩盤浴が楽しめるようになっている。右手には食事処や誰でも利用できる大広間がある。階段で2階へ上げると浴場がある。
 ロッカーは縦長のもので、スーパー銭湯にありがちなコインリターンでないので財布を開ける手間が省ける。浴室は入って左手に洗い場、右手にサウナがあり、奥に風呂がある。内湯は電気風呂付きの大風呂に湯腰かけ足湯、ジェット湯、水風呂がある。湯は透明に近いうっすらとした褐色をしている。露天は普通の源泉風呂とかけ流しの風呂、寝ころび湯、壷湯がある。かけ流しの風呂の湯は濁った褐色をしており、他の循環式の浴槽の湯と比べると、すごい差がある。濃い感じで独特の匂いもある。湯口からは湯が少しずつ出ており、出ていないときもある。ちょっとなめてみると、濃く、結構塩っぽかった。特大ではないテレビも設置されている。壷湯は小さい壷が2つ、普通の大きさの壷、長細い壷が1つずつあり、特に長細い壷は足が伸ばせたり、親子で入ることができたりするので使い勝手がいい。サウナは3つあり、高温サウナはテレビと高濃度酸素排出装置が付いている。スチームサウナは足元には湯がはっており、壷から蒸気がもうもうとたち込めていて、薬湯のような香りがする低温のサウナ。塩サウナは塩を体に練りこんで入る低温になっている。風呂から上がったとは1階の大広間でゆっくりとできた。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥800 ●千鳥台 不定 シャンプー
ボディーソープ
ドライヤー

●福祉センター憩ほのぼの湯(天然温泉)

 内灘大橋そばにある福祉施設の温泉だ。ロビー、大広間などを備え、宿泊も出来る大型の施設だ。
 脱衣場、お風呂ともに広くてゆったりできる。浴室は中央部にジャグジーがあり、奥に大風呂やぬるめのジェットバスと浅めの風呂、うたせ湯がある。水風呂、サウナもあり、種類は豊富で良い。。大風呂と浅めの風呂は茶色い湯で湯加減も良い。ぬるめのジェット湯とジャグジーは透明な湯だったので、ノーマルな沸かし湯だと思われる。ここは1回目は昼、2回目は夜に訪れたが、昼は河北潟の壮大な風景や遠くに見える県庁など市街地の景色がキレイで、夜は内灘大橋のイルミネーションや医科大のライトが非常に美しくロケーションは最高だ。ただ、角度的に女湯から内灘大橋が見えるかは?である。景色を見ながらゆっくりと浸かるにはもってこいだなと思った。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥370 ●宮坂 第1火曜 石鹸
ドライヤー

●サイクリングターミナル(天然温泉)

 サイクリングターミナルのお風呂だが、一般の人も気軽に利用でき、スポーツの後などにも良さそうだ。勿論宿泊可能だ。宿泊料や入浴料などの値段が上記のほのぼの湯と同じなので両者提携してるのかな?廊下やトイレ、ロビーなどの雰囲気が小学校とかで行く合宿場とよく似ている感じだ。
 浴室、脱衣場ともに狭い。脱衣場のロッカーは無く普通のカゴがあるのみ。100円コインリターン式の貴重品ロッカーがある。浴室はコンパクトな浴槽2つでジェット湯と普通の浴槽があり、湯の色は薄めの茶色だ。洗い場も7つしかなく、宿泊用の風呂といった感じだ。その割に客も多かったので、ちょっと混雑気味だったので残念。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥370 ●宮坂 第1火曜 ボディーソープ
ドライヤー
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津幡町

●鉄砲湯

 津幡の街中にある古風な銭湯。玄関に入ると歯医者の臭いがして歯医者に来たような錯覚が!浴室はコンパクトで歯医者の雰囲気は勿論無く、銭湯の雰囲気。
 浴室もコンパクトで2つの浴槽がある。銭湯だが黒いお湯で、温泉に来たのかとまたもや錯覚が!ここの井戸水は黒いそうだ。しかもかなり熱く、水温計は44℃を指していた。さらに今日はラドンが入っているのでいつもより熱いと主人が語っていた。浴槽はバイブロとジェット湯があり、バイブロには竹炭が入っていた。湯もはじめは熱いが浸かっているとだんだん慣れてきて気持ちよくなる。洗い場のカランのお湯も茶色のお湯でいい感じだ!体を洗ってから入ると体が温まっているせいか、余計熱く感じた。客もいなかったので水を足して42℃まで落として入るとすんなりと入浴できた。が、すぐに44℃に戻った。熱い湯ながらも気持ちよくかなりあったまっていい湯だった。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥420 ●津幡 月曜

●勝崎館「津幡温泉」

 旅館併設の浴場組合にも加盟している銭湯。旅館の入り口とは別に「津幡温泉」と書かれた銭湯専用の入り口がある。天然温泉かと思いきや、鉱泉を沸かしているそうだ。為、成分表などは見当たらなかった。
 脱衣場はコンパクトで、ロッカーなどは新しいが、鍵付きのロッカーは4つほどしかないので注意が必要だ。浴室も普通の銭湯のようなこじんまりとした雰囲気。バイブロとジェット湯があり、無色透明の湯が注がれている。バイブロのほうは赤いライトがあしらわれていた。湯は柔らかくて心地よい感じなのだが、塩素の臭いが気になった。バイブロはなかなか気持良かった。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥420 ●庄 月曜

●祥楽の湯(一部人口温泉)

 アルプラザの敷地内にあるスーパー銭湯だ。中に入ると結構モダンな感じがする。食事も出来、多くの人が賑わっていた。ポイントカードもあり、、ポイントが30貯まると入浴が無料になる。6の付く日はポイントが2倍になる。
 脱衣所は施設の割には割と狭い感じがする。浴室へのドアを空けると、右側が露天、左側には洗い場や内湯がある。内湯は普通の浴槽と2つのジェット湯がある。真中の浴槽のジェットの勢いは強力で体がかなり刺激される。湯はやや塩素臭いのが気になった。露天は人口温泉で、道後温泉の湯質に仕上げてあるそうだ。独特のぬめり感があり、入り心地がいい。壷湯もあり、一人でゆっくりと入れてこれはいい。スチームサウナは小屋みたいな雰囲気になっていて、、蒸気で視界が悪く、和風でなかなかいい雰囲気を出している。普通のサウナにはテレビが付いている。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥630 ●北中条 無休 ボディーソープ
シャンプー
ドライヤー

●スペースつばた

 津幡バイパス沿いにあるスーパー銭湯だ。近くには祥楽の湯も出来たので、少々客足も減ったそうだ。3階建ての建物で1階はロビーや脱衣場、2階が浴場、3階は露天などになっている。入り口にはサンドバッグがあり、1発殴ってスカッとしてから入れる。ロビーには自販機コーナーやスロットなどがあり、スーパー銭湯の雰囲気をかもし出している。入浴料は350円だが、150円追加すれば、各種サウナや露天などがあるロイヤルコーナーに入るとことが出来る。今回は普通のコーナーだけの利用にした。
 番台に入浴券を渡し、暖簾をくぐる。女湯と男湯が週ごとに入れ替わる。今回は右側が男湯だった。脱衣場には浴場への入り口があり、その先には階段がある、階段の手前に食塩風呂なるものがあったが、お湯が入ってなかった。2階の浴槽はユニークな造りで、メインの円形の浴槽は高温風呂、寝ジェット湯などが備えられていた。造りはおもしろいが少々おちつかない感じだ。この他、薬湯や滑り台付きのウォータープールもあり、子供などにも良さそうな感じである。ロイヤルコーナーとの境からロイヤルコーナーをのぞいてみるとやはりロイヤルコーナーが気になる。浴槽も何個か見え、3階には露天もあるらしい。今度来たときはロイヤルコーナーに入ってみたいものである。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥350 ●中須加 無休

●ウェルピア倉見(天然温泉)

 国道8号の倉見出口から市街方面へ少し進むと高齢者福祉施設のウェルピアがある。高齢者福祉施設という位置づけだが、れっきとした温泉施設で高齢者でなくとも誰でも気軽に利用できる。入浴券を買ってフロントの男性に渡すと「今日も寒いね〜 ゆっくりあったまってね〜」とあたたかいアットホームな接客で迎えてくれた。レクレーションができるよう、通路の幅も広く、天井も高くて開放的で、休憩スペースも広くて高齢者の方が集っていた。
 脱衣所ともそれほど広くなく、銭湯のような大きさだ。浴室は入って右手に洗い場、左手にシャワー、奥に3つ浴槽が並んでいる。一番右は入浴剤を入れたシンプルなお湯で、真中は一番大きな浴槽で、バイブラとジェットバスが付いた沸かし湯の浴槽。そして一番左の1つが天然温泉の浴槽でお湯は黒色をしている。順番に入ってみる。入浴剤入りの浴槽は特に香りなどもなく、色だけといった印象で少しさみしい。真ん中の大きい浴槽はジェットとバイブラで体がほぐれるが、お湯は少し硬めだ。そして天然温泉へ。黒いお湯で、浴槽の中が見えない。入ってすぐに段差になっているので注意。少し深めの浴槽だが、座りながら入れるよう奥は段になっている。お湯は濃い目のにおいがあり、少しぬめりもあるので肌にすべすべ感も出てきた。温泉の浴槽はいいが、小さめなので、人が多いときは少し窮屈かもしれない。かけ湯は沸かし湯なので、あがるときはしないほうがいい。高齢者ばっかりだと思っていたが、親子や若者も居て、普通の銭湯感覚で入りにきている印象を受けた。地域になくてはならない存在になっているのかもしれない。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥400 ●倉見 水曜

●やたの湯(天然温泉)

 津幡の山を進んでいくとある山合いの温泉。800年以上前から涌き出ているという歴史的な温泉だ。食事処と併設されていて、風呂に入った後に宴会をやっている人もいた。
 脱衣場には地元の方と思われる3名が先にいた。その方たちも今から入るようだ。浴室は民宿のお風呂といった感じ。広くはないが、風情のある造りだ。洗い場は5つでシャンプーやボディーソープが完備されている。かけ湯をし、入ってみる。内湯の浴槽は4人が入ればいっぱいになる大きさで、真中付近がバイブロになっている。奥から流れているお湯はぬるい!と思ったらどうやらボイラーが切れていたらしい。後で熱いお湯が流れるようになったので良かった。お湯は固めで独特の臭いがある。山の温泉の湯といった感じでいい湯である。露天に行ってみた。雪があって自然の雰囲気でいい感じだが、肝心の湯がぬるすぎる。これは冬の今は入っていられない。夏ならいいのだが・・・ お湯が内湯の溢れた?のをパイプで引いている(しかも少量)からぬるいのだ。湯の効能はいろんなことに効くのだとか。確かにいろんなことに効きそうな感じだ。 

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥500 ●上矢田 月曜 ボディーソープ
シャンプー
ドライヤー

かほく市

●かっぱや

 かほく市街にある旅館併設の銭湯。ただ旅館は今もやっているのか分からない。銭湯がメインとなっている。造りもちょっとだけ旅館風となっている。浴場組合にも加盟しているので銭湯料金で入浴できる。
 脱衣場への入り口の扉は田舎チックな引き戸になっている。脱衣場はシンプルで狭すぎず広すぎずのちょうどいい感じだ。浴場も入りにくる人の数に比例しているかのようなシンプルな広さ。左手に洗い場、右手に縦に2槽並んでいる。奥が鉱泉を沸かしたお湯で手前が普通の沸かし湯。手前の沸かし湯は熱めでバイブロとジェットバスがある。奥の鉱泉を沸かした湯は茶色でかなり鉄くさい臭いがあっていい。こちらはややぬるめな感じだが、温まり度は高く、かなり体が熱くなった。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥420 ●宇野気 月曜

●ゆったり温泉(天然温泉)

 秋浜にあるゆったり温泉。昔泊まったことがあるが、今回は日帰りで利用してみた。泊まったときから今までの間に浴室が改装されたらしい。宿泊施設だけあって、ロビー等も広いし、お土産も売っている。
 浴室は中央に大きな浴槽が一つ。洗い場のイスは大理石で造られているので高級感がある。湯は中央付近から滝のように流れてくる。バイブロ、深い湯が一体となっていて形がユニークである。海のそばの温泉だからか、塩分が感じられる。透明の湯でけがに効くらしい。露天もあるので行ってみたが、こちらはちょっと窮屈な感じ。浅いとこと深いとこがある。ぬるめで人がいなければゆっくりできる。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥420 ●秋浜 第3月曜

●ポカポカ温泉

 かほく市の高松中学校横にあるスーパー銭湯だ。温泉と付くが沸かし湯。温泉を掘って発掘したが、成分などが基準に達しず、温泉と認められなかった非常に惜しい湯だ。ロビーは広々としていてゲームコーナーやマッサージ機、畳コーナーなどがある。
 脱衣所に入って驚いたことにロッカーの鍵がないということ。それなのに脱衣所の鍵をかけましょうと盗難防止の呼びかけのプレートが張られている。財布をロビーの貴重品ロッカーに入れて着替えてたら車のキーがポケットに入っていることに気づいた。これも貴重品ロッカーに入れなければならなかった。さすがにここまで来てまた服を着てロビーに行くのもめんどうだし、2回も行き来するのも怪しまれるし、鍵なしのロッカーにそのまま入れておいて入浴。浴室からロッカーがよく見える造りなので目視で盗難を確認できるが、それでもおちつかないものだ。浴室の造りは野々市のぽかぽかとよく似ている。階段を上がって一部の浴槽やサウナに行くようになっている。湯も滝のように上の浴槽から下の浴槽まで運んでいる。名前も片仮名と平仮名のちがいだけだが、経営者はちがう。野々市のぽかぽかをコンパクトにした造りといった感じだ。浴槽の種類は多く、普通の風呂に座り風呂、電気風呂、じっこう湯、よこたえぶろ、露天風呂、水風呂などのアイテムバスが揃っている。露天は小さいが岩風呂になっていた。どの浴槽も温度がちょうどよく、ゆったりと入れるが、やはり施設的におちつかないし、鍵無しロッカーなのでなおさらおちつかない。各浴槽少しずつ入浴した。じっこう湯は色が湯のきれいで良かった。寝湯になっており、水道管枕が冷たく冷やされていて好印象だ。よこたえぶろの水道管枕も同様に冷たくなっている。サウナもスチームサウナと普通のサウナがあり、普通のサウナの入り口にはバスタオルを必ず着用。守らないと有料にしますと厳しいお言葉が!みなさん、ルールを守って気持ちよく使いましょう。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥350 ●高松南新 無休 ×

宝達志水町

●宝湯(天然温泉)

 今浜IC近くにある温泉銭湯。今浜ICすぐのところにバーデン千里浜という温泉があるが、そこと同じ源泉を使っているのだとか。ロビーは広く、子供の売店があり、遊び道具やスロット、大広間もあってスーパー銭湯みたいである。
 脱衣所に行くと、地元の方と思われる人たちが結構いて賑わっている。ロッカーはなぜか一部だけコインリターン式になっている。多分壊れたロッカーを直す時にコインリターン式にしたのだろう。内湯の浴槽は2つで薬湯と熱めの風呂がある。薬湯はぬるめで、本日は名前は忘れたが白い湯だった。湯の花が浮いておりいい感じ。座りジェット湯も付いている。もう一つの浴槽の湯は透明で、ぶらさがり浴というのが付いていた。露天に行ってみる。2槽あるが、一つは放置された池のような浴槽で、普通の水が溜まっていてしかも汚いので入れない。もう一つの方はちゃんとした温泉だ。濁った茶色の湯でぬるめでゆっくりできる。広めの四角い岩風呂で周りも林で静かな雰囲気だ。しかし、先ほどの水が溜まった池の浴槽が殺風景で気になる。使わないのなら取り壊して庭園にでもして欲しいと思う。そういや内湯のお湯は透明だったが、こちらは茶色。内湯の風呂は温泉ではないのだろうか?疑問が残るところだ。サウナも無料でテレビ付きで気持ちが良かった。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥370 ●宿 第1,3木曜 ドライヤー ○、100⇔

●バーデン千里浜(天然温泉)

 今浜インターすぐそばにある保養所のような温泉施設。雑誌やHPなどでこの温泉を紹介しているものでは入浴料500円となっていたので、そのつもりで行ったのだが、370円に大幅な値下げをしていた!!500円が銭湯料金まで下がるとは、これは嬉しい限りだ。フロントでお金を払い、脱衣場へ。
 脱衣場にはコインリターン式のロッカーと、脱衣カゴだけのロッカーがある。浴室は、思ったよりもこじんまりしていた。サウナ、水風呂、沸かし湯の寝湯、普通の浴槽があり、奥には露天風呂がある。洗い場は露天風呂のところにも5つほどある。外で体を洗うのも気持がいい。内湯の寝湯はバイブロになっている。塩素臭が少し気になった。温泉の浴槽の方は内湯、露天ともにかけ流しというのがうれしい。少し黄緑色をしたお湯で、ソフトな感じの軽さがあり、少々すべすべ感もあっていい湯だ。味は少し塩っぽくて鉄のような味だ。露天の温度もぬるすぎず熱すぎずで良い。静かなので、ゆっくりと浸かれる。2席ほどしかないサウナは全然熱くないのであまり良くなかった。備え付けのシャンプー、ボディーソープは、安っぽいものではなかったのが気に入った。入浴のあとは大広間でゆっくりと過ごせた。これで370円は安い!宿泊もしてみたい。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥370 ●今浜 第4木曜 シャンプー
ボディーソープ
ドライヤー
×、100⇔

国民年金保養センターのと(天然温泉)

 宝達志水町の敷浪にある保養施設。国道から少し入ったところにひっそりと佇んでいる。宿泊もできる施設なので、しっかりとしたロビーなどがある。
 脱衣所は空間があまり確保されたにような感じで少し窮屈な感じがする。脱衣所もそうだが、浴室も割かし綺麗な感じで清潔感もあり好感が持てる。内湯は大きい普通の浴槽と水風呂でシンプル。大きい浴槽から入ってみる。かけ流しで褐色をしており、ちょっと油っぽいにおいがある。つるつる感もあり、温度も熱すぎずぬるすぎずの程よい温度で気持ちがいい。このような湯は個人的に好きな湯だ。次に露天へ!少し小さめだが、こちらもかけ流しでゆったりと入っていられる。景色は周辺にちょっとした庭園があしらわれていてこの場所にしてはなかなかのシチュエーションだ。残念ながら風呂に入りながら景色を見ることは出来ない。立って景色を見ているだけでも心地よい感じだ。7人くらい座れる小さいサウナもある。温度は100度を超えているが、それほど熱さは感じなかった。狭いので人が出入りしてドアが開くと、少し温度が下がるのが分かる。それがまたいい!シャンプー、ボディーソープ、ドライヤーが完備で350円はリーズナブルだ。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥350 ●敷浪 不定休 シャンプー
ボディーソープ
ドライヤー

●ホテルウェルネス能登路(天然温泉)

 国民年金保養センターのとからホテルウェルネス能登路に生まれ変わった。そのため、設備などは以前とあまり変わりない。脱衣所も相変わらず窮屈で人気なのか人もごったがえしている。浴室は大きい浴槽と水風呂、サウナがある。お湯は油っぽいにおいが強い濃い褐色のお湯でつるつる度も高い。いかにも成分が濃そうでいいお湯をしている。温度もちょうどよくて気持ちがいい。露天風呂は以前よりは改築されているみたいで和風の岩風呂になっている。仕切りのところはコンクリートのベンチになっていて風に当たりながら座ることができるのがいい。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥420 ●敷浪 不定休 シャンプー
ボディーソープ
ドライヤー

●古墳の湯(天然温泉)

 散田金谷古墳のところにある温泉施設で立派な建物&設備になっている。ここは開業当時掘った温泉が湯量が減少したため、再度掘ったら温泉成分が変わってしまったという珍しい温泉だ。
 脱衣場は広めで良い。浴室はモダンで床や浴槽が石造りできれいで美しい。洗面器も木の桶で和風の香りが漂っている。内湯はジェット湯とバイブロがある。湯は透明だ。露天が最高!岩風呂で田舎の景色がきれいで、風呂に入らずに風に当たりながら座って景色を見ているだけでもいい気分になれた。これで350円は安いなぁ。。ただ、人が多いのはちょっといただけない。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥350 ●散田 月曜 ドライヤー 指定

羽咋市

●遊泡乃湯

 兵庫町の漁仙洞の裏にあるちょっとわかりにくい分かりにくい風呂屋だ。行く途中の道も舗装してない部分があったりした。だが、温泉旅館風のロビーでゲームコーナーや丼物を食べることが出来る広間などがある。
 脱衣場は明るく広々としていて良い。その割にロッカーが小さくて残念だ。マイナスイオンのドライヤーも備えられていたが、10分間100円と割高感がある。10分もドライヤーはしないだろう。浴室は入ってすぐ横にサウナ、サウナ前にぬるめの薬湯のようなものと豪快に水が吐き出されている水風呂がある。正面には大きいメイン浴槽がある。少々濁った透明な湯でバイブロやジェットもなく、お湯が入っているだけで非常にシンプル。客もまばらで湯加減が丁度良くてゆっくりと浸かることが出来る。窓には海のそばだからか魚などが描かれている。洗い場のシャワーで頭や体を洗ってシャワーを止めようとしたがシャワーのボタンを押しても止まらない。どうやって止めるのか分からないと思いながら適当に温度調整の回すやつををミニマムにするとようやく止まった。シャワーの止め方がこんなに難しいとは・・・と思った。サウナに入ったが全然熱くなく、ちょっとサウナっぽくない。熱くないサウナは好きだが、これはぬるすぎ!もうちょっと熱くしてもらいたかった。奥には露天もあったが、お湯が注がれていない浴槽だけだった。どうやらいつもお湯が入ってないらしい。露天は好きなので入ってみたかっただけに残念だ。以前は温泉で薄い茶色のお湯だったそうだ。温泉でなくなってから費用などの問題で露天をやめたのかもしれない。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥350 ●兵庫 水曜

●ユーフォリア千里浜(天然温泉)

 千里浜IC近くにある大型の温泉施設だ。ロビーも広く、食事処が併設されている。浴場に行く通路に大広間がある。通常は450円だが、平日の夕方からは360円で入浴できるそうだ。
 脱衣場はロッカーが円形に並んでいる。UFOをイメージしているのだろう。結構広くてゆっくりできる。浴室の洗い場も円形でUFOをイメージ。さすがUFOの街だ。浴室に入ったところに冷水機があるのが珍しい。水分補給も気軽に出来る。内湯は6つの浴槽を備えている。
普通の風呂、注圧風呂、寝バイブロ、座りジェット湯、水風呂、うたせ湯だ。湯は薄い茶色で少々鉄の臭いする柔らかい感じのお湯。湯加減がほど良くてきもちがいい。寝バイブロは一部冷たい気泡が出てうれしい。露天は岩風呂で、近くの能登有料走る車の音が心地よいサウンドとなり、雰囲気を一新する。ぬるめでゆっくりできるし、ベンチに座っているだけでも十分気持ちが良い。サウナもさほど熱くなく、いい感じだ。サウナ、内湯共にテレビが付いていてサービスが良い。長湯をしても疲れない感じ。温まる湯で帰り道もポカポカだった。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥450 ●千里浜 水曜 ボディーソープ
ドライヤー
指定

志賀町

●アクアパーク シオン

 道の駅「ころ柿の里 しか」のメイン施設となっていて志賀町の街中からもすぐで地元住民もドライブがてらの方も利用しやすい立地になっている。
 施設も充実していてプールやリラライニングルーム、大広間もあり、奥のプールの入り口横のテレビスペースでは大きなガラス窓でプールと仕切られておりプールの様子を見ることができて開放的になっている。お風呂は洋風と和風があり、週替わりで男湯と女湯が入れ替わるシステム。本日の男湯は和風。浴室は入るとすぐにかけ湯があり、右手に洗い場コーナーがある。浴槽は壁面以外は丸くなっていて大きな主浴槽とバイブラ、ジェットバスが付いた小さめで浅めの浴槽がある。右手にはサウナと水風呂もある。お湯は無色透明で、塩素臭もなく、やわらかい感触があって心地よい。浴室入口にはお湯が茶色に見えるのは温泉成分ですと書かれていたが、茶色の感じはなく無色透明だった。加水しているので、加水の具合によっては茶色に見えるのかもしれない。お湯は塩分も強いようで、味は塩っぱく、なめずに入っていても時折舌が塩っぽく感じる時がある。露天風呂は木製の五右衛門風呂と石造りの大きな浴槽がある。五右衛門風呂は大きく、ゆったりと足を延ばすことができ、贅沢で爽快だった。露天ゾーンにはリクライニングの白いチェアーはあるがベンチや座れるほどの岩などがあればいいと思った。値段は安く、設備も充実しているので利用しやすい点が気に入った。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥450 ●末吉 第3火 シャンプー
ボディーソープ
ドライヤー
指定

●シーサイドヴィラ渤海

 富来の道の駅横にあるガラスのピラミット型の外観が特徴の施設。世界一長いベンチそばのシーサイドに立地していて、その昔渤海国と富来は交流の拠点だったことからシーサイドヴィラ渤海と名づけられたそうだ。外観も明るければ、ロビーも開放的で明るく、ゆったりと時間が流れそうな雰囲気があった。
 浴室は内湯が手前で奥に露天風呂がある。脱衣場からあわせると縦長設計になっている。内湯はシンプルな大風呂が1つある。湯はほんの少し褐色気味たお湯で透明で気持ちがいい。この時はほぼ貸し切り状態で静かで時間がゆっくりしていた。窓からは露天エリアが見え、目には大きな船が飛び込んでくる。露天に行って舟に乗ってみるとジャグジー浴槽になっていた。ジャグジーは勢いがよく、気持ちいが、このお湯は温泉ではないと思われる。露天の奥にも浴槽があり、壁画が描かれており、昔の渤海国との交流の様子が描かれていて当時の活気というか豊かな感じが伝わってきた。壁に設置された数箇所の湯穴から湯がドボドボと出てきている。サウナもあり、露天からも内湯からも入れるようになっていた。海のそばということもあり、静かで海風が気持ち良い温泉だった。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥600 ●富来領家 無休 シャンプー
ボディーソープ
ドライヤー

七尾市

●和倉温泉総湯(天然温泉)

 和倉温泉の温泉街の中心にある。建物の前には足湯もあり、多くの人が足湯を楽しんでいた。朝7時から営業している。総湯の割には広く、売店や大広間、休憩室やマッサージコーナーまである。ちょっとした温泉旅館風の内装にないっている。脱衣場はいたって普通な感じ。浴室に入ると正面にお城が見える。竜宮城をイメージした造りになっていて、お湯が竜宮城からなみなみと出てきていた。浴槽は普通の大きい浴槽に丸い小さ目の浴槽、ジェット湯、水風呂、露天風呂がある。サウナもついていて、総湯にしては豪華過ぎるといっても過言ではないような設備だ。お湯は透明の熱めで、塩っぽい感じで入り心地も良く、かないいい感じの湯だ。飲泉も出来て、飲んでみると塩の味がかなり強い。熱いので飲むときは要注意!露天も岩風呂になっていて雰囲気が良く、音楽が流れていてゆっくりと入れる。総湯としては480円と高めだが、その分シャンプー、ボディーソープ、ドライヤー完備でサービスや設備を考えると十分満足できた。
 平成23年4月に7代目の総湯としてリニューアルオープン。建物は木をベースにした和のモダンな雰囲気に一新された。建物の前は広いスペースになっていて、足湯や飲泉所、温泉玉子を作るスペースなどもあり、賑わいが増している。中に入るとギャラリーや多目的コーナーがあり、横には無料の大広間もあり、温泉を利用しなくても気軽に利用でき、観光客なども休憩がてらにくつろぐことができる。さらに進むと下駄箱やフロントがあり、入浴券を買って渡すと貴重品ロッカーに貴重品を入れるよう勧められる。貴重品を入れて浴室に行くとかなり混雑している。ロッカーには鍵がちゃんと付いているので、わざわざ貴重品ロッカーに入れなくてもよかった気がする。混んでいるのでさっと着替えて浴室へ。かけ湯が正面にあり、右手に洗い場、左手に浴槽が並んでいて、浴室中央には立ち浴槽、奥の窓際には主浴槽が2つある。主浴槽は大きい方と少し小さいほうがあり、温度も1℃少し小さいほうが高くなっていた。お湯は無色透明で、さらっとしていて真ん中に吹き出し口からのお湯は飲泉もできる。かなり塩っぱい味がした。源泉の温度は90℃近くあるが、加水をせずに冷まして注いでいるそうで源泉そのものの濃いお湯になっている。天井も高く、能登のヒバが張られており、桧のような香りが程良く香って心地よかった。立ち浴槽はぬるめの温度設定で、ゆったりと浸かれる。サウナと水風呂も設置されている。露天風呂は石とタイル張りの四角い浴槽が1つあり、湯の温度は熱めになっている(43℃)。内湯もそうらしいが、季節によって温度を変えているそうだ。この時は冬場だったので熱めになっていたようだ。露天はまわりなども広々としていてちょっとした庭園風になっていて、壁の向こうには旅館の建物が見えた。シャンプー、ボディーソープ、ドライヤーも変わらず完備していて値段は以前と比べて60円安くなっているのでさらにお得になった。
 湯あがりに温泉玉子を作る場所で温泉玉子を作ってみた。卵を入れて待っている間に足湯に浸かる。この足湯は熱すぎず、ぬるすぎずでずっと浸かっていられる適温で気持ちがいい。15分ほどして卵を取り出して食べてみたが、早かったようで白身が少し固まった程度だった。温泉の温度が低いのでもっと入れておかなければいけなかったようだ。でも味は塩味が染みていて美味しかった。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥420 ●和倉 毎月25日 シャンプー
ボディーソープ
ドライヤー

●ほっとランドNANAO(天然温泉)

 旭町にある大型の温泉施設。風呂のほかにゲームコーナー、トレーニングルーム、仮眠室、カラオケ、マージャン、食事処、ゲートボールなどがあり、1日楽しめるようになっている。そのため、入館料も高めになっている。フロントでお金を払うと、ガウンとタオル類が付いたかばんがもらえる。
 浴場はクアタイプになっていて、中央にバイブロ、左手に薬湯、寝湯、ジャグジー、正面にうたせ湯つきの大風呂、そして右手には洗い場やサウナ、水風呂がある。入った瞬間塩素臭がしたのが気になった。湯は透明で温度は程よいので割りと長く浸かっていられる。こういうところの割には人も少なくておちつく。外には露天があり、岩風呂と丸い浴槽があった。岩風呂はなかなかだが、風景など期待できない。サウナはテレビつきで、人も少なくてゆっくりと入っていられた。風呂上りは2階の仮眠室へ!テレビ、マンガが設置されており、リクライニングチェアでゆっくりと休憩できた。金沢で言えばルネスやテルメ的な感じ。これでもう少し安ければいいのだが、値段が高いため、もう少しサービスや工夫がほしいところだ。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
9時〜14時
945円
14時〜23時
1365円
23時〜9時
2625円
●旭町 無休 シャンプー
ボディーソープ
ドライヤー
タオル
バスタオル
ガウン
カミソリ
指定

●島の湯(天然温泉)

 能登島にあるひょっこり温泉島の湯。海沿いに建ち、建物の外からは七尾湾を一望でき、展望が良い場所になっている。人も大勢訪れており、大広間などはいっぱいだった。珍しい砂風呂というのも別料金でできるようだ。お風呂は和風と洋風があり、週交代で男湯と女湯が入れ替わる。島の湯のホームページや雑誌などを見ても和風の方が魅力的なように思える。
 さて、早速浴室に入ってみる。内湯の室内が湯気でかなり霧がかったようになっていて前方が見えづらい状態になっている。内湯は4槽で中央部にマッサージ浴(いわゆるジェット湯)とジャグジーがあり、右手に普通の大きな浴槽と寝湯がある。左手は洗い場がありサウナもある。露天のほうを見るとタイルのプールのような光景が目に入ってきた。どうやら本日の男湯は洋風だったようだ。とりあえず内湯に入ってみると、湯の温度はちょっとゆるめの程よい感じでじゅっくりと浸かっていられる。湯は透明で塩素臭などもなかったのでいい感じだ。寝湯も適度なバイブラが効いていてぬるめで大変気持ちが良かった。さて、洋風の露天に行ってみる。雰囲気は温水プールのような印象で、味気ない感じがする。この手のタイル風呂はタイルとタイルの間が黒くなっていてちょっと清潔感に欠けるような面もある。問題の景色も木が邪魔であまり見えないし、湯につかりながら景色を見ることが出来ないのは残念だ。せっかくいい景色なのだから、もっとオープンにしてほしかった。そして洗い場もちょっと少ないような感じがする。待っても待っても常にいっぱいの状態だった。いつもはもっとお客さんが少ないのかもしれないが、この辺を改善してほしい。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥450 ●能登島佐波 毎月最終金曜 ドライヤー 指定

●アスロン

 田鶴浜インターを降りてすぐのところにある厚生労働省認定の健康増進施設。温泉を中心に健康増進をサポートしようという施設だ。入口の外には源泉が出ている場所もある。フロントで受付をし、浴場へ。浴場の手前にはトレーニングスペースがあり、大勢の人たちが汗を流していた。プールも付いていて、脱衣所は温泉とプールが共同になっていて広くて使いやすい。浴室へいくドアの先のスペースでプールと温泉の入口に分かれている。浴室は右手に2つの浴槽があり、左手にサウナ、正面に洗い場が並んでいる。水風呂もある。お湯は無色透明でさらっとしている。少し熱めのお湯になっている。右側の浴槽はバイブラが出るようになっている、窓の外は庭園風になっていて窓も大きいので浴室も明るくなっている。スピーカーからはBGMも流れていてジムのお風呂のような雰囲気になっていた。お湯も新鮮で汗を流した後に入るには最適な気がした。フロント近くには広間やイスなどもあり、ゆっくりつくろげるようになっている。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥450 ●高田 第1・3水曜 シャンプー
ボディーソープ
ドライヤー
指定

●国民宿舎 能登小牧台(天然温泉)

 中島町小牧の海沿いの高台にある国民宿舎。安く、きれいで客室からオーシャンビューが見え、冬場はカキ料理などを堪能することができる人気の国民宿舎だ。日帰り入浴も昼から受け付けている。フロントでお金を払い、すぐそばにある浴室の入口へ。靴を脱いで上がると自販機・休憩コーナーになっている。暖簾をくぐるとコンパクトな大きさの脱衣場になっている。ロッカーはなく籠だけだが、貴重品ロッカーが付いている。
 浴室はメインの浴槽が1つと水風呂があり、サウナも付いている。窓も大きく、外には七尾北湾の陸地が入り組んだ海が見える。お湯は無色透明でさらっとしていて、景色を見ながら浸かることができる。露天風呂は内湯の眺望性に配慮してか内湯より少し低くなっている。石造りの丸い小さめの浴槽で視界を遮るものがないので目の前の海を見ながら湯に浸ることができる。海といっても陸地が入り組んでいるので、地平線が見える広大な海が広がっているわけではない。海風も適度にふいていて風に当たりながらの入浴は気持ちよかった。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥500 ●中島町小牧 シャンプー
ボディーソープ
ドライヤー
×

●いやしの湯(天然温泉)

 中島の国民宿舎「能登小牧台」のすぐ下にあるおしゃれな現代風建物の日帰り温泉施設。能登小牧台とは姉妹関係で同じ源泉を使っている。建物を入ると壁などは木で覆われていて明るく、ぬくもりがある。フロントで下足キーと交換でロッカーキーをもらう。階段を上がると右手に軽食喫茶、左手に大広間があり、広く、ゆっくりと寛げる空間になっている。風呂は箱湯と筒湯があり、週交代で男女入れ替わる。本日は男湯が筒湯だった。
 さて、脱衣所は四角いコンパクトな空間で混んでいなければちょうどいい広さだ。浴室も広すぎないちょうどよい広さで、手前に脱衣所、奥に浴槽がある。内湯は3つあり、円形の大風呂とめがね型になった浴槽、水風呂がある、円形の大風呂はゆったりと入れる大きさで、窓はガラス張りになっており、景色がちらっと見える。外側は一面ガラスなので、非常に開放的だ。お湯は透き通った透明で、温度は程よいが少しだけ熱めに感じた。サウナも設置されている。さて、露天は丸い浴槽がひとつあり、夜だったので浴槽の中がライトアップされており、幻想的できれいだった。景色は七尾北湾と西岸の陸地がバランスよく見えて、何より海のそばなので気持ちがよかった。露天は内湯よりぬるめになっている。筒湯ということで、水風呂以外浴槽が円形になっているのがよかった。また、バイブロ、ジェットバスなどのアイテムバスなどがなく、どれもお湯が入っているだけのシンプルな浴槽で純粋に湯を楽しめるようになっていた。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥500 ●中島町小牧 火曜 シャンプー
ボディーソープ
ドライヤー
指定

輪島市

●じんのびの湯(天然温泉)

 門前町にある公営の温泉施設で海沿いを走るR249からちょっと入った少し高台にあり、景色が良いと好評の温泉だ。
 脱衣場の窓から見える景色も良かったので早速浴室へ。入ってすぐ右手に扉があり、そちらには露天とサウナがある。内湯は大きい浴槽の風呂とやや小さめのバイブロがある。無色透明の湯で天然ラドン温泉だそうだ。お湯はぬるめで入り心地は良い。窓からは能登の海が見えてなかなかいい景色だ。バイブロのほうはやや熱めになっている。サウナは小さい。水風呂は修理中で仮に大きいタライが置いてあって壷湯みたいになっていた。露天は円形になっていて海からの心地よい風が気持いい。お湯もぬるめで長く浸かっていられる。男湯と女湯が定期的に入れ替わるらしく、もう一方の露天は写真で見る限りは檜風呂になっていたのでそちらのほうも入ってみたい。また黄昏時のサンセットの風景がかなり良いそうだ。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥450 ●門前町千代 無休 ボディーソープ
ドライヤー

能登町

●能登七見健康福祉の郷 なごみ

 R249沿いの七見ポケットパークに隣接している日帰り温泉施設。駐車場はいっぱいで、枠外の路駐している車や邪魔にならない場所に駐車している車などが多く、能登のローカル感を感じる。七見ポケットパークの駐車場に車を止め、建物内へ。フロント前のホールには近所の野菜が売られていたり、お土産が売られたりしている。男湯と女湯の間にはトレーニングルームがあり、奥にプールが見える。脱衣所はプールの方と供用なので、少し手狭に感じる。脱衣所と浴場との前室でプールと浴場の入口に分かれている。
 浴室は広く、入ってすぐにかけ湯、正面に洗い場、左手に各浴槽がある。浴室の真ん中にジャグジーがあり、周りにサウナ、水風呂、小さい浴槽、主浴槽が並んでいる。お湯は無色透明だが、ほんのり濁っているようにも見える。海のそばだからか塩分も感じるお湯だった。露天風呂は石造りの浴槽と同じく石造りの足湯があり、ウッドデッキ風になっていてテラスにいるようで気持ちがいい。目の前に海が広がって景色もいいが、海との間にある木々がもう少しなかったらもっといい景色なのに と思った。客層も幅広く、幼時から学生、お年寄りまで様々な年代の方がバランスよく入浴されており、地域の方々に愛されているのが分かった。レストランや大広間もあり、リーズナブルな料金でゆっくり過ごせる。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥450 ●七見 月曜 シャンプー
ボディーソープ
ドライヤー
指定

●縄文真脇温泉浴場

 縄文遺跡公園の敷地内にある公営の日帰り温泉。とんがった屋根とかドーム型の建物などが組み合わさったユニークな建物が印象的で、竪穴式住居をイメージしてか、半地下になった入口から入る。男をイメージした木ベースの「あすなろの湯」と女をイメージした石ベースの「いらかの湯」があり、週ごとに入れ替わるようになっている。今回の男湯はいらかの湯だった。靴を脱いで脱衣所に入ると、バームクーヘンの一片のようなカーブした長細い造りになっていて壁際の棚に脱衣籠が並んでいる。入口そばには貴重品ロッカーもあるので、貴重品はそこへ入れる。
 ドアを開けて浴室へ入るとちょっとうす暗めで目の前は洗い場になっている。洗い場を抜けると内湯の大きな浴槽があり、浴槽の周りは石垣になっていて、タオルを石垣に投げるとうまくフィットするようになっている。一部バイブラになっていて奥は洞窟風呂になっているが、内部の壁はタイル張りになっていて現代風の雰囲気満点で残念だ。お湯の色はうす暗めなのでよくは見えないが褐色なのが分かる。源泉風呂という1人用のちっちゃな浴槽もあって、この浴槽は横が窓になっているので、太陽の光が差し込み、黄褐色の色というのがよくわかった。太陽の光がよく差し込むので浸かっていると妙にまぶしかった。天井は高く、先の方にかけて細くなっていき、竪穴式住居をイメージしているのが感じ取れた。露天風呂は開放的で手前左手に肝臓の湯があり、右手に水風呂と洞窟サウナがありと、奥に胃腸の湯がある。肝臓の湯も胃腸の湯も少し石の階段を上がるのだが、階段には浴槽からあふれたお湯の排水口までの通り道となっていて常時なみなみと流れているので注意が必要だ。洞窟サウナは洞窟風呂とちがって、洞窟内といったむき出し感のある壁になっていて雰囲気は出ていた。胃腸の湯は2段になっていて一段上の浴槽から下の浴槽へお湯が移動している。景色もよく、柵の先には海や海沿いの家々が見える。漁師の町といった風情を見下ろしているようだった。お湯は黄褐色で露天風呂は源泉100%のようだ。湯口から出ているお湯をなめてみると塩分が強く、塩っぱかった。味も海水のような味と少し油臭も感じられた。塩分が強く、きりきずやけがにもいいようで、けがをなおしに入りに来るお客さんもいるようだ。残念ながら客入りに対して設備が過剰すぎて最近は赤字が続いているようで、平成25年度中に閉鎖することが決まったようで、その後は施設を小さくして再オープンするようだ。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥450 ●真脇 月曜 シャンプー
ボディーソープ
ドライヤー
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珠洲市

●すずの湯

 鉢ヶ崎にあるスーパー銭湯のような大型の日帰り温泉施設で駐車場もたっぷりと用意されている。タオル、バスタオルも付いているので手ブラでふらっと来れるようになっているので海水浴客はありがたいのかもしれない。フロントでお金を払い、浴室へ。食事処や大広間もあり、湯あがり後もゆっくりくつろげるようになっている。「いさりび」と「なごみ」があり、週替わりで入れ替わるようになっていて今日の男湯は「なごみ」だった。脱衣所も広々としている。ロッカーを開けるとタオルとバスタオルが入っていた。脱衣所の隅っこにはガウンも置いてあり、湯あがり後にくつろぎたい方は自由に着れるようになっている。
 浴室は右手に洗い場、左手に縦に2つの浴槽が並び、主浴槽と珠洲の名産のハーブが入った浴槽がある。主浴槽は濁ったお湯が注がれている。やわらかくも固くもない中性に近いお湯だが、濁り具合がなかなかいいお湯だ。ハーブの浴槽にはラベンダーともう1種類袋に入っていてハーブの香りで浸かっていると癒された。露天風呂は広く、手前に主浴槽があり、広い岩風呂と水風呂があり、サウナもある。主浴槽は内湯と同じ濁った温泉だが、岩風呂は夏場ということもあって源泉水風呂となっていた。源泉を冷たい温度で注いでいるようで、最初は冷たくて浸かるまでに時間を要したが浸かってしまえばすずしくて気持ちが良かった。隣の水風呂よりかは温度はぬるめなので入りやすい。サウナの後に浸かっても心地よかった。冬季は事故防止のため、露天風呂は閉鎖されるようだ。お風呂自体はスーパー銭湯の温泉版といった感じで滞在型だが、料金が1100円はちょっと高すぎる気がした。タオルとバスタオルの備え付けはなしでもう300〜400円ぐらい安いプランを設けてほしい。

入浴料 場所 定休日 無料備え付け ロッカー お気に入り度
¥1100 ●蛸島 火曜 シャンプー
ボディーソープ
ドライヤー
タオル
バスタオル
指定

※説明

内装などは男湯のものです。特に男湯と女湯では左右対称になっている場合が多くあります。
入浴料は大人料金を記しています。
料金、定休日等のデータは調査時のものですので、変更になっている場合があります。

ロッカーのマークについて

種類 説明
普通の鍵付きロッカーがあります。
× ロッカーがありません。貴重品の管理にご注意ください。
100⇔ 100円コインリターン式です。100円が必要ですが、
後からちゃんと戻ってきます。
指定 使うロッカーが指定されます。

お気に入り度について

アイコン 点数
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