ハントンライスは、金沢発祥の洋食メニュー。
名前の由来はハンはハンガリー料理からヒントを得て作ったことから、そしてトンはフランス語でマグロを意味するそうだ。
一般的にはケチャップライスの上に、玉子焼を乗せ、その上にフライを乗せてケチャップとタルタルソースをかけたものである。
フライは、マグロのフライが元祖らしいが、価格高騰等により現在では白身魚やエビなどのフライを乗っけるのが主流となっている。トンカツを乗っけるお店などもある。
ハントンライスの元祖は、昔片町にあったグリルニュージャーマンだったそうだ。
ここでは、ミャータくんが食べたことのあるハントンライスのお店を紹介しよう。

グリルオーツカ

　片町でひっそりと佇む、洋食屋さん。もうひとつのハントンライス発祥のお店だそうで、ハントンライスの特集などがテレビや雑誌などで取り上げられると、グリルオーツカが代表として出てくる場合が多い。お店の雰囲気もどこかなつかしく、昭和にタイムスリップしたかのようだ。
　そんなお店で味わえるハントンライスは銀のお皿に盛られていて、これもどこかなつかしさを感じさせてくれる。ケチャップライスにの上には半熟うす焼き玉子、白身魚のフライとエビのフライが２個ずつのっていてその上からケチャップとタルタルソースがたっぷりとかけられている。ソースのかけ方もダイナミックさを感じるが、その分見た目のコントラストは飾らない自然の美しさがある。ケチャップライスもしっかりと味がついていて、ソースも多い分、味はこってり気味だ。フライが白身魚とエビの２つあるところが、飽きなくていいし、食感や味わいの変化も楽しめた。最後まで食べきると満腹感と満足感でいっぱいになる。

ハントン風ライス７５０円

場所 ●金沢市片町２丁目 ＭＥＮＵ一部 エビハントン風ライス８００円 オムライス７５０円 カレーライス７００円 焼肉定食７００円 オーツカ弁当１２００円 ナポリ風スパゲッティ７００円 ミラノ風ミートスパゲッティ７００円 クリームスープ４２０円 ミックスサンド７００円 マカロニグラタン７５０円 ギリシャ風エビピラフ７５０円 グリルチキン１２６０円 ハンバーグ１２００円

ホームクックわかばやし

　新竪小横にある肉屋併設のお店。昼は定食類が６００円（夜は７００円）で味わえるとあって人気がある。ハントンライスも６００円と比較的安く味わえる。
　やや半熟の玉子の上には白身魚のフライにタルタルソースがかかったものときゅうりがバランスよく４個所に突き刺さっている。、真中にはウインナーが乗っていてウインナーを中心にケチャップがかかっている。黄色あり、白あり、赤あり、茶色あり、緑ありで色のコントラストがよく食欲をそそる。ケチャップライスにはベーコンとマッシュルームが具として入っている。味はシンプルだが、洋風で家庭的なやさしい味に仕上がっている。ご飯が少しねっとりしている分、少しだけこってり気味だが、きゅうりと食べるとあっさり味になり、きゅうりでこってり感をカバーできる。白身魚のフライも食べ応えがありサクサクしていておいしかった。これに味噌汁と漬物が付く。

ハントンライス６００円

場所 ●金沢市新竪町３丁目 ＭＥＮＵ一部 海老ハントンライス７００円 トンカツハントンライス７００円 牛肉なんばん焼定食（昼６００円、夜７００円） 豚肉なんばん焼定食（昼６００円、夜７００円） 鶏の唐揚げ定食（昼６００円、夜７００円） 魚のバター焼定食（昼６００円、夜７００円） カニクリームコロッケ定食（昼６００円、夜７００ん） ハムサラダ定食（昼６００円、夜７００円） 刺身定食７００円 ステーキ定食１３００円 ビーフカレー６５０円 カツカレー７５０円

ぶんぶん

　泉１丁目バス停の前にある目立たない小さな洋食屋さん。看板にはグリルオーツカの姉妹店と書いてある。店内はカウンターとテーブルがあり、レトロ感がある。テーブル席の白のテーブルクロスなども昔ながらの洋食屋さんの雰囲気を出している。
　ハントンライスはえびハントンライス、豚カツハントンライス、ハンバーグハントンライスの３種類。白身魚のフライがのった元祖のハントンライスはないが、ハンバーグハントンライスが珍しいので注文してみる。出てきたハンバーグハントンライスはケチャップライスを包んだうす焼き玉子の上にハンバーグがドーンとのっかっており、デミグライスソースをかけてある。その上からケチャップとマヨネーズがかかっており、見るからに食べ応えがありそうだ。玉子は少しだけ半熟のところがある焼き具合でデミグライスソースとも相性が良くておいしい。ハンバーグも程よいジューシーさとうまみがあり、ケチャップライスと玉子とバランスよく食べたら口の中で一体感のある味になって格別の味わいになった。ソースもケチャップやマヨネーズとケンカせず、美味しく調和される。付け合わせにサラダが付くが、きゅうりがおしゃれに細工されていた。わかめと豆腐が入ったみそ汁も付いてくる。

ハンバーグハントンライス８００円

場所 ●金沢市泉１丁目 ＭＥＮＵ一部 えびハントンライス７００円 豚カツハントンライス８００円 ハンバーグハントンライス８００円 えびピラフ８００円 カレーライス７００円 えびフライカレー８００円 カツ焼き飯８００円 カツ丼７５０円 ハントンスパゲティ８００円 シーフードスパゲティ（クリームソースがげ）８００円

キッチン・ポーレ

　久安の伏見川沿いにあるお店で、春はお花見を兼ねて訪れる客も多い。店主は、上記のグリルニュージャーマンで修行をしたそうだ。
　このお店には変り種の黒ハントンなるものがある。さて、黒ハントンとはどのようなハントンライスなのか？早速注文してみる。おかみさんは厨房の店主にハントンライスの注文を伝えるとき、普通のハントンの時は「赤」、黒ハントンの時は「黒」と言って伝達していた。先にサラダが出てきてからほどなくして出てきたハントンライスはご飯が黒く、その上にうす焼きとフライが乗っている。ケチャップもかかってなく、タルタルソースではなくマヨネーズが綺麗にかかっている。通常のハントンライスとは全く違うデコレーションだ。黒いライスは神戸から取り寄せるドロソースで味付されていてマイルドさと深みが口に広がった後、ピリッとした辛さが追いかけてくる。この辛さも後に引く辛さでなく、スパイシーで瞬時的なものなのでクセになって美味しい。千切りのピーマンも入っていてスパイシーさとの相性もよかった。フライはカジキマグロのフライを使用している。ドリンクとデザート（バナナショート、レアチーズケーキ、たいやき、あんみつ、エクレアの中から１つ）が付いた８８０円のお得なセットもある。

黒ハントンライス６５０円

場所 ●金沢市久安５丁目 ＭＥＮＵ一部 ハントンライス６５０円 ハントンセット８８０円 ハントン弁当６００円 ハントンドリア８８０円 ハントンスパ６８０円 ハントン弁当１０００円

ラッキー

　兼六園の近く、賢辻坂の交差点角にある昔ながらのノスタルジアな雰囲気が漂う洋食屋。駐車場がないため、車の方は少し離れた有料駐車場やコインパーキングに停めなければならない。
　ハントンライスを注文しご主人の手さばきを見ながら待つ。ご飯を炒め、皿に盛り、急いでうす焼き玉子を作って乗せて、揚げたての白身魚のフライを切ってのっける。フライを切る際にサクッという音が聞こえ、心地がいい。
　出てきたハントンライスは典型的なハントンライスのスタイルでうす焼き玉子の上に白身魚のフライが４切れのっていてその上からタルタルソースと玉子の上全体にケチャップがきれいにかけれていて色のコントラストも美しい。大きくちぎったレタスときゅうり、ちっちゃないちごが可愛く１つ同じお皿に盛られている。ご飯はうすめの味付けで少し固めに炊かれているせいかベチャっとしておらず、口の中でさらっとほぐれてあっさりとした味わいだ。玉子やケッチャップと一緒に食べるとケチャップの味と酸味が増して絶妙な濃さになる。白身魚のフライもサクサクで淡白な味ではなく、しっかりと白身魚特有の味がしておいしいかった。白身魚のフライが小さいのが４切れだけと少しバランス的にはさみしかった。大きな麩が入った味噌汁と漬物も付いてくる。みそ汁もおいしかった。
　その他の定食類も美味しいのでぜひ一度ご賞味を。

ハントンライス７００円

場所 ●金沢市横山町 ＭＥＮＵ一部 オムライス７００円 カレーライス６５０円 サービス定食７００円 チーズ入りトンカツ定食８００円 トンカツ定食８５０円 ハンバーグ定食８５０円 グリルチキン定食８５０円 魚フライ定食７５０円 エビフライ定食１２００円 タンシチュー定食１５００円 シーフードスパ７５０円

石橋屋

　石引の大学病院の近くにあるお店でラーメン、うどん、定食、お好み焼き、丼物など、数多くのメニューがあり大半のメニューがテイクアウト可能だ。勿論ハントンライスもテイクアウトができる。学生などが気軽に利用できるお店。
　ハントンライスのケチャップライスには、マッシュルーム、グリンピーズ、にんじん、たまねぎと、具沢山で、オーソドックスだが味わい深い。フライはエビと白身魚だ。ボリュームもあり、値段も良心的なので、学生さんなどにはお勧めだ。

ハントンライス５８０円

場所 ●金沢市石引１丁目 ＭＥＮＵ一部 ラーメン４００円 五目ラーメン５５０円 中華飯５５０円 納豆丼４３０円 日替定食６００円 うどん３５０円 そば３５０円 ソフトクリーム１８０円

キッチンすぎの実

　石引の商店街にある学生が多く訪れるという洋食屋。お昼時はほぼ満席状態が続いている。
　ハントンライスは３種類あって普通のハントンにカツハントン、海老ハントンがある。写真を見るとカツハントンがデミグラスソースがかかっていて変わっているのでカツハントンを食べてみた。６８０円でスープとサラダも付いてくるのでお得感がある。カツにはデミグラスソースのようなソースがかかっている。ライスは薄いトマト色をしており、具は入っていないオーソドックスなものだが、バターライスにケチャップで味付けしてあり、バターのマイルドな風味が口の中にやさしく広がり、あっさりとおいしく仕上がっている。玉子は完熟でも半熟でもなく、いい具合に焼いてある。カツは脂身が程よくのっており、サクサクで柔らかくておいしい。デミグラスソースはちょっと酸味のある薄味で、このライスと玉子とカツが合わさると、絶妙にマッチして満足感のある味になった。洋食色が濃くなった新感覚のハントンライスだ。普通のハントンはタルタルソースではなく、サウザンドソースを使用していてこちらも味わい深い。他にもボンライスやソースカツ丼など、他の洋食屋にはあまり置いてないご飯物もある。

カツハントン６８０円

場所 ●金沢市石引２丁目 ＭＥＮＵ一部 ハントン６８０円 海老ハントン９３０円 ボンライス７７０円 ソースカツ丼７７０円 チキンカレー７００円 チキンカツ定食６８０円 Ａ定食９５０円 Ｂ定食７８０円 ハンバーグ定食８００円 チキンソテー定食８８０円 魚フライ定食６８０円 ミンチカツ定食７５０円

キャベツ

　西念から駅西本町に移転してお洒落な洋食店に変貌したキャベツ。
ハントンライスは昼でも夜でも食べられる。ケチャップライスは濃厚でベーシックな味に仕上げてあり、山のようにふっくらと盛られており、その上からややとろの卵がかけられている。フライは白身魚のフライで丸いボール状になっている。タルタルソースとさらにデミグラスソースがかかっており、昔ながらというより現代の洋食色が強くなったハントンライスだ。このセットはスープとサラダも付いてくる。ハントンライス単品では注文できない。

ハントンライスセット８００円

場所 ●金沢市駅西本町３丁目 ＭＥＮＵ一部 （平日ランチ） 日替わり定食８５０円 キャベツランチ１０００円 スパゲティＡ１０００円 カツ皿定食９５０円 海老皿定食９５０円 カレーうどん定食７４０円

のと路

　諸江にある甘味処で、餡や葛や白玉なども手作りでこだわっているあんみつなどの評判がいいお店。甘味処というか喫茶店のような雰囲気で、食事メニューも揃っている。
　ハントンライスはいくつか種類があり、ハンバーグと白身魚とえびフライの３種類。以前はヒレカツハントンライスもあったようだが、メニューにテープが張ってあって消滅していた。白身魚のハントンライスを注文してみた。出てきた白身魚のハントンライスは玉子の上に細いラインでケチャップがきれいにかかっており、その上に白身魚のフライ３切れと、フライの上にタルタルソースがかかっている。玉子は焼き具合が絶妙で、とろんとした半熟加減だ。ケチャップライスはやわらかめで、ちょうどよい味付け。具にベーコンが入っているのでベーコンの旨味もあっておいしい。白身魚のフライは２口分ほどの大きさだが、中央に切れ目が入っているようで、口に入れると真ん中で切れるようになっていて食べやすかった。セットで付いてくるサラダも美味しかった。

白身魚ハントンライス（サラダ付）８８０円

場所 ●金沢市諸江町 ＭＥＮＵ一部 ハンバーグハントンライス（サラダ付）８５０円 えびフライハントンライス（サラダ付）９８０円 オムライス（おみそ汁付）８００円 野菜たまごスパゲティ７８０円 カルボナーラ７５０円 たらこスパゲティ７００円 おにぎりセット７００円 ポークしょうが焼き定食１２５０円 豚肉とイカの焼きそば７８０円 ウインナーカレー８００円 白玉あんみつ５８０円 抹茶クリーム白玉みつまめ６５０円 冷しぜんざい（白玉入り）５３０円 あべ川餅（きなこ）６３０円 ところてん４００円

conano de cafe

　フーズパーク内にある左側のカフェスペースでハントンライスが味わえる。昔からあるお店ではないのだがハントンライスを提供していて金沢のソウルフードとして新たにハントンに馴染みのない世代の若者などに発信してくれそうだ。
　出てきたハントンライスは黒の大きなどんぶりに入っていてケチャップライスにとろとろの卵がかかり、頭もしっぽもついたエビフライが１尾に斜めにカットした白身魚のフライが２つトッピングされていて、水菜のサラダが一緒に盛りつけられている。タルタルソースのような白いソース（メニューにはアボカドソースと記載されている）がものが脇にかかっていて見た目も美しい。ケチャップライスの味付けは程よい味に仕上がっていて卵がとろとろなので口どけがよく、さらっと口に運べる。アボカドソースがたっぷりとかかっているので、味が濃くなるのかと思いきや、細かく刻んだアボカドの他、刻みトマトも入っていて通常のタルタルソースに比べてあっさりと食べられる。アボカドのマイルドさとトマトのさっぱり感が絶妙な一体感を生み出した美味しいソースだ。エビフライや白身魚のフライも食べ応えがあって美味しいかった。昔ながらのハントンライスとは異なるが、見た目もおしゃれで今どきと融合した若者などにも受け入れられやすい新世代のハントンライスのように感じた。

conano de cafe金沢ハントン１１００円

場所 ●金沢市桜田２丁目 ＭＥＮＵ一部 ゴロゴロ野菜のトマトオムライス９８０円 ボロネーゼオムライス９８０円 明太子クリームオムライス９８０円 ハンバーグデミオムライス９８０円 アマトリチャーナ（トマトソース風）８８０円 アラビアータパスタ(ピリ辛トマトソース）９８０円 カルボナーラパスタ（炭焼き職人風）９４０円 あさりとオクラのボンゴレビアンコ９４０円 シラスと納豆ヘルシーパスタ８８０円 フレッシュモッツレラミートソース９８０円 ジェノベーゼパスタ（バジルの香り）９４０円 タコライスドリア（沖縄風）９５０円 金沢名物！海の幸クリームドリア１１５０円 ブイヤベースドリア１１５０円 チーズロコモコドリア９８０円

エッグランド

　工大の裏手にあるオムライスやさん。オムライスは４つのライスと７種類のソースを好みで組み合わせることができ、ソースの２種類がけも可能で人気を得ている。オムライス以外にも定食やドリア、スパゲティなどがリーズナブルな比較的価格設定になっていて学生さんにやさしいお店になっている。店内にはまんがも揃っていてくつろげる。
　ハントンライスはスープ付きで程よい半熟のうす焼き玉子がケチャップライスの上に乗っていてその上には白身魚のフライ、ケチャップ、タルタルソースがかけらてていてベーシックなハントンライスのようだ。ポテトも２本だけ付いてきた。しかし、よく見ると白身魚のフライの下にはトマトソースになっている。味付けは濃すぎず薄すぎずで程よくなっていて、白身魚のフライは揚げ時間が長かったのか少し濃いめの色に仕上がっていてよく揚げた香りが香ばしい。トマトソースとの相性もよく、ちょっとの酸味が今までのケチャップ味が口の中でリセットされるようで口直しになるというか、ずっと飽きさせない工夫になっている。オムライスの２種類がけならぬハントンライスの２種類がけのようなスタイルになっていてこのような食べ方も面白い。食べているとミニサラダとウーロン茶も出てきたし、これだけ付いていたら学生も満足できそうだ。

ハントンライス７８０円
場所 ●野々市町高橋町 ＭＥＮＵ一部 オムライス５５０円 オムライスランチ（学生）６５０円、（一般）７５０円 エビフライオムライス９８０円 チキンカツオムライス８５０円 からあげオムライス８００円 とんかつオムライス９８０円 ハンバーグオムライス７８０円 コロッケ定食５００円 魚フライ定食６００円 カキフライ定食７８０円 オムそば定食７５０円 カレーうどん定食６５０円

キッチン・ユキ

　金沢駅前で創業し、松任のバイパス沿いに移ってからも不動の人気を誇る洋食店。長細い店構えも特徴的になっている。カレーやスパゲティ、ベーキライスを得意としており、ハントンライスも定番で主力商品になっている。そのハントンライスも数種類あり、べーキライスやカレーと組み合わせたものもある。また、月替わりでオリジナルメニューが出たりと常に目が離せないようになっている。
　普通のハントンライスもあるが、ベーキライスとコラボしたユキハントンライスを注文。フライパンで手早くベーキライスを作り、ボウルに入れてお皿に丸く盛り、半熟の円形の玉子をふわっと上に乗せるように軽快に作っていた。ケチャップがきれいにかけられ、大きめの白身魚のフライが３つ、その上にタルタルソースがかけられている。味はというと、ベーキライスとの相性が思ったよりもよくて美味しい。少し半熟の玉子との一体感が、リッチなヤキメシを食べているように感じる。ケチャプみたいに酸味もなく、最後まで飽きずに食べやすい味になっていた。白身魚のフライも大きめで食べ応えがあった。

ユキ風ハントンベーキライス８００円

場所 ●白山市幸明町 ＭＥＮＵ一部 金沢名物ハントンライス８００円 チーズカレーハントン８５０円 シーザーオムベーキ８００円 ミート＆カレーハンバーグのせ９３０円 トンカツカレー７５０円 コロッケカレー７２０円 玉子野菜カレー７５０円 オールスターカレー１５００円 ベーキライス５７０円

若竹

　鶴来駅前にあるお好み焼きから焼きそば、ご飯もの、ラーメン、うどん、そば、おつまみまで何でも揃うお店。お好み焼きの豚玉は３８０円から食べれて学生などにもやさしいリーズナブルなメニューもある。マンガもたくさん揃っていてゆったりとくつろげる。
　ハントンライスは昔ながらのもので白身魚のフライにケチャップとタルタルソースがバランスよくかかっている。ケチャップライスはちょうどよい濃さで玉子の厚さも薄くなくて食べ応えがある。白身魚のフライもサクサクとしていて量も少なすぎず、多すぎずでご飯と一緒にバランスよく食べ進めることができた。ケチャップやタルタルソースの量、ご飯の濃さ、フライの量などどれもちょうどよい量でバランスの取れたハントンライスだった。ミニサイズのスープも付いてくるが、スープは醤油ラーメンのスープのような味で美味しいが、量は少なかった。

ハントンライス７８０円

場所 ●鶴来本町４丁目 ＭＥＮＵ一部 ドライカレー６３０円 五目チャーハン５３０円 牛丼６８０円 ソースカツ丼７８０円 オムライスカレー６８０円 らーめん４８０円 いなりうどん・そば４８０円 モダン焼き６８０円 もんじゃ焼き８３０円 豚玉３８０円 TKGY５００円 若竹定食８８０円〜

ジャーマンあき（閉店しました）

　窪の住宅地にひっそりと佇む昔ながらの小さなお店だが、ここのハントンライスはつとに有名だ。店内もタイムスリップした雰囲気で、マンガ等も揃っており、ゆっくりと時間が流れるような店内になっていた。
　ハントンライスは具のないオーソドックスなケチャップライスに絶妙のとろみ具合の玉子が乗っかり、エビのフライとタルタルソース、ケチャップがかけてある。オーソドックスだが、味はしっかりしており、とろみある玉子とライスのとろりとした食感がが口の中に広がる。タルタルソースもちょっと酸味のある味わい深いものでおいしい。エビのフライもふっくらしており、サクサクでライスや玉子とも良く合う。キャベツ、味噌汁付きで、１０００円で定食やWサイズにもできる。

グリルきたがわ（閉店しました）

　金沢高校の通りにある小さなお店。入り口横にはハントンライスと大きく書かれた大きな看板があり、ハントンライスに力を入れていそうなことが伝わってくる。どうやら閉店した石引のニュージャーマンがここで復活となったそうだ。店の中もコンパクトでカウンター５席ほどにテーブル席が２つあるのみ。厨房もスペースが最小限。メニューを見てもハントンライスを中心にハントンスパゲティ、ハントンサラダなどの気になるメニューもあった。石引のニュージャーマンは行ったことがなかったので、非常に楽しみだ。
　カツハントンと普通のハントンがあるが、普通のハントンライスを食べてみた。程よい味付けのケチャップライスに上っ面だけちょっと半熟気味の玉子が口の中で包み込まれておいしい。まんまるの白身魚のフライとタルタルソースとの相性も抜群で最後まで飽きずにあっさりと食べられた。味噌汁付きで５８０円とリーズナブル。

カフェ・ド　らぺ（閉店しました）

　８号線沿いのオムライス系をメインにパスタ、ピザなどを扱っているお洒落なカフェ。昼はランチセット、夜はディナーセットがお得。セット内容は昼も夜も同じだが、夜の方が１００円高い。セットは好きなオムライスｏｒパスタｏｒカレーにサラダ、スープ、ドリンクが付いて９８０円。海老ハントンオムライスは単品で９５０円なので昼ならたった３０円プラスでこのセットにできる（夜は１３０円）。サラダやスープ、ドリンクはバイキング形式なのでおかわりも自由となっている。この内容なら単品にするのはすごくもったいないのでもちろんセットで注文。
　海老ハントンオムライスはケチャップライスにとろとろの玉子が乗っかり、その上にエビフライが２尾、そしてエビフライにタルタルソースがかかっており。玉子にはケチャップがきれいにかけてある。ケチャップライスは具なしのシンプルなもの。玉子はとろとろでおいしかった。エビフライもサクサクに仕上がっていてタルタルソースもたっぷりとかかっていていいが、タルタルソースはエビフライ部分だけにしかかかってないので、全体的にかけてほしかった。

海老ハントンオムライス９５０円

場所 ●金沢市西都２丁目 ＭＥＮＵ一部 らぺ風ハンバーガー８５０円 イカと明太子のオムライス８９０円 シーフードオムレツ７８０円 エビフライカレー８８０円 きのことベーコンのペペロンチーノ８８０円 ナポリタン９８０円 ペスカトーレ９８０円 マルゲリータ６８０円

めいぷるキッチン（閉店しました）

　メープルハウス系列の満腹食堂のようなお店。学生が多い場所柄に適した用途のお店になっている。
メニューはほとんどプレートランチのようになっている。ハントンライスも銀の皿に盛られており、エビフライ、イカフライ、白身魚のフライが乗っており、タルタルソースがたっぷりとかけられている。そして隣には野菜が彩りよく盛り付けてあり、ボリュームがありながら見た目もきれいだ。ライスは濃い目の色をしていて味も濃厚だがしつこさはなくおいしい。玉子も半熟でとろりとしている。タルタルソースがゆで卵の白身がたくさん入っていて、まろやかな味で美味しい。フライ物も３種類あり、ご飯の量も多いので満腹になった。

ゲンザ（閉店しました）

　進和町の大通りからちょっと入ったところにある喫茶店のような洋食屋さん。本格派の定食類が多く、特にランタイムは賑わうお店。
　ハントンライスはカツハントンとカレーハントンがある。カツハントンは味付けひかえめのライスの上に、ヒレカツと半熟の玉子が乗っている。タルタルソースが独特な味だった。デミグラスソース仕立てでいい具合の半熟加減の玉子とよくマッチしておいしくいただけた。